【ネタバレあり】闇の果てからのレビューと感想（4ページ目）

とても重い話ですが、目を背けてはいけない題材だなーと思います。
絵こそ昔らしい感じですが、この性癖はむしろ現代の方が多いかもしれない。
ストレス社会の中生きている人や、虐待されて育った子、そういう人達がどんな風になってしまうのか見ていてじんわりとわかって色々と考えさせられます。

こんなふうに大人にいたずらされてきた子がどのくらいいるのかなーと思うと心が傷みます。

闇の果てから

子どもを取り巻く環境、子どもが好きという気持ちが必ずしも善だけではないこと、深く考えさせられます。
子どもも、大人も、女性も、男性も、今のご時世、誰でも性犯罪の被害者になりうるのだということにこれから親になる私は強い不安と悲しみを感じます。
漫画の中だけじゃない現実の物語りもあるでしょう
今日まで穏やかにな人生を歩めていることは幸せなのだと心から思います。

重い話です。口リコンひきこもりに殺された少女の死体を発見した女の子も実は過去に被害にあっていて、その記憶がトラウマとなり、辛い思いをしている。読んでいて、胸が悪くなるような描写もありますが、それ以上に読ませてくれます。画力も安定していてやはり大御所の作品だけありますね。まだ途中なので、この先の話も楽しみに読み進めています。

考えさせられます

小学生の頃似たような経験があり読んでいて嫌悪感というか気分が沈みそうになりましたが、全体を通して綺麗に描かれていると思います。
ラストはすっきりしない複雑な心境になりましたがそれでも主人公は周りの理解や守られながら前進できたことは希望になると感じましたし、今もどこかで起きているかもしれない問題に一石を投じた作品だと思いました。
私は主人公のような清潔な心を持つことができずカウンセリングも怖くて受けていませんが、読了後それだけ私自身もまだ心に抱えている問題だったのだと感じました。

全巻一気読みしました

小さい娘のいる私にはかなり辛い場面が多かったですが、とても引き込まれるお話で一気読みしてしまいました。よく作り込まれたストーリーで各人物の細かな心情がよく描かれています。忙しい毎日ですが大切な人をもっと愛情深く接していこうと考えさせられる作品でした。

この作者の方の原作の昼ドラをよく見ていました。
このお話は、最終はハッピーエンド(拍手)まではいかなくとも、良かった…のくくりで終われましたが、リアルに表現されているってストーリーではないかと思います。
ストーリーのスピードが、ゆっくりではありますが、きちんとわかりやすく表現されていると思いました。

とても、読むのがつらくなる話でした。幼い頃に受けたキズ、簡単には直らないです。幼いから、なにも知らない純粋な時だったからこそ、深いキズになってしまうのでしょうね。そんな深いキズをおった主人公が事件の第一発見者になってしまうなんて。でも、そのおかげで、運命の人とめぐりあえて。深いキズを直すには一度そのキズに立ち向かわないといけないのですね。逃げていては直らないのですね。それが、この話を読んでよくわかりました。

面白い。

長めの作品ですが、中弛みすることなく、最後まで楽しく読むことができました。内容としては、主人公が幼少の頃に負った心の傷を現在おきている事件を通して克服していくというもの。無事に素敵な人に巡り会え恋愛も出来てよかったです。娘を持つ身としては感情をいれて読むことができました。絵も上手で丁寧に描かれています。

実話なのかな？と、思うほど、のめり込んで、事件が早く解決してほしい、犯人が捕まってほしいと、読み進めてしまっています。
事件だけではなく、登場人物の人間関係、人間性や、過去の出来事なども、きちんと描かれているので、興味が色々な方向に(笑)
この物語を読むことにより、実生活でも注意しようとか、子供にも今まで以上に気を付けてもらおうとか...色々と考えさせられました。

実際にあったあの事件

かつてあったあの事件をテーマに書かれていますが、その凄惨たる内容を良い意味でマイルドに書かれていて文章で得る情報とはまた違った感想を良い意味で持ちました。
幼女性愛犯罪者の恐ろしさや子供の心の傷、将来の可能性を閉ざされてしまう恐ろしさがわかる作品です。
実際の事件はもっと惨たらしいものでしたが漫画で読むにはこのくらいの表現が良いと思いました。