みんなのレビューと感想「外道の歌」（ネタバレ非表示）（76ページ目）

最初

広告で目についたのがきっかけでちょっと読みました。
正義とかルールとかなんか色々考えさせられました。

正義とは何か

この作品を読むと

実際にあったことであればこの世はなんと残酷なんだろう

ということと

カモの方が正義だけど、復讐された側がカモに復讐しようとしたように、逆の立場にとってはそれが正義なんだ

ということ。

正義について考えさせられる。

実際の

被害者や被害者家族も、このように思う人がいるんだろうか………自分が被害者家族だったら、こう思うだろうな………と思いながら読みました。グロいエグイ場面もあるけど、逆にリアルっぽく感じました。

とても面白いですが、悲しいことへの悲しい復習で幸せな場面は少なく救いがありません。それでも引き込まれてもっと読みたくなります。

とにかく、救いのない作品だと思います。読んでいて、胸がしめつけられる。実際にあった話を元にしているエピソードは尚更です。

悲しい

かなりグロい表現もあり苦手な方は苦手かもしれません…私は平気ですが…。
ですがそこまで酷い仕打ちですらですら妥当と思ってしまうほど悲しいお話です。

なかなか

何話なのか捜しづらい
気持ちが揺れる話題が多数あります

テーマが復讐だけではない

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復讐がテーマのひとつになってますが、それだけではありません。実際の事件を参考にして作られているせいかその奥底に潜む闇のようなものもしっかり伝わります。グロシーンはやや注意ですがグイグイ引き込まれて読んでしまいます。ダークファンタジーとして捉えるかどうかは読み手次第ですね。好き嫌いが別れる作品かも。

読み進めていると心が苦しくなる。復讐したから、全てから解放されるわけでも、全てを忘れて前に進めるわけでもない。それでも、どうしようもない怒りや悔しさ、無念に支配されてしまう。そんな被害者遺族に力を貸してくれる主人公。自分だって一つ一つ背負うものが増えていくにもかかわらず、依頼を全うする。そんな姿に、また胸が痛みます。

最初から

結構衝撃的でした。前から気になっていたので読みましたが、結構リアルで心が痛むシーンもありましたが気になりすぎて見てしまいます。