みんなのレビューと感想「外道の歌」（ネタバレ非表示）（121ページ目）

一人一人の背負っている人生が大きくて複雑で、悲しくて。読んでいる自分がやり場のない悲しみで押し潰されそうになる。それぞれの怒りの消化の仕方が恐らく100%正しい訳ではないだろうが、社会悪に対する正義感となって、制裁していく展開は見ているこちらをワクワクさせてくれる。そして結末をみてスカッとする。が、主人公の悲しみ、痛み、怒りは永遠に癒えることはないのだなぁと切なくなるストーリー。

面白いです

違うタイトルでスピンオフ作品もあります。そちらもかなりおもしろいです。人間の欲望って恐ろしいなと思わされる作品。恨みや復讐がテーマですかね。とにかく、悲しいテーマであるのには間違いないです。ウシジマくんがお好きな人には是非お勧めしますが、あまり人間の後暗いものが好きではない方はオススメしません。ちょっと欝になります。

すき！

こちらの前作からの続きで読みました。
すっかりファンです。
なのでグイグイ読み進めてしまって続きがきになる一作ですね。

ちょっとグロシーンがあるので、嫌いな方には注意が必要です。

主人公に悲しい過去がある事。
犯罪は次々に起きてしまうこと。
そして悲しんだり憎んだりするひとがもっともっといること。
色々と考えさせられます。

社会問題

ワ◯ミを思い起こさせるような内容でした。社長は似ていませんが…

例の事件

有名な山口の事件を思い出しますね。被害者家族や親族に芽生える復讐心を代弁してるってことですかね？哀しい、でも読んでしまう感じです。

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悲しいお話でした。特に1話では愛する家族を一瞬にして奪われた主人公の悲しみははかりしれないものだと思います。悲しいですが、頭のおかしい快楽のため罪をおかす人間があとを立たない世の中になりつつあります。もしかしたら、自分の愛する家族が
被害に合うこともあるかもしれません。
復讐心でいっぱいになる、その気持ちが痛いほどに伝わる作品です。

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聞いたことのあるような事件の内容ばっかりでした。
ちょっとグロテスクなところもあるけど
内容は面白いです

人間の矛盾を描く秀作

人間としての心を持たないような
モンスター的輩が増えている現代社会。

身も凍るような事件に被害者は
やり場のない哀しみ、憎しみ、怒りを抱えて生きていかなければならない。

そんな人たちにカモとトラのような復讐代行屋は救いの存在だ。

思えば「必殺！仕事人」など
闇の世界に生き、人の哀しみに寄り添う存在が昔から日本にはあり、
日本人には
そうした存在に共感するところがあるのかもしれない。

怖いけど

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とても残虐な表現もありますが、遺族の悔しい気持ちが、手に取るようにわかります。
私には絵は苦手なかんじですが、次が楽しみになる作品です！！
自分の家族が殺されてしまう哀しみ、苦しみ、憤り、すごく伝わってきます！！！
そこから、悪い人を退治していく話ですが、退治の仕方が、残虐極まりない！！
目をおおいたくなるシーンもありますが、毎回楽しみにしています。

超問題作

現代の必殺仕事人。現代日本は法治国家なので、私刑は禁止されている。ましてや、仇討ちで相手を……なんて認められていない。
けれども、大切な家族をある日突然理不尽に奪われてしまったら、遺族の未来はどうしたらいいんだろうか。しかも、犯人は裁かれても罪が軽かったり、裁かれもしなかったりしている。遺族は時が当時で止まり、やり場のない気持ちのまま、生きるしかない。遺族にとっては、何も終わっちゃいないまま、苦しみだけが続いていく。地獄だわなあ……。このやり方は、法治国家の枠からは逸脱しているけれど、法では救えない人達を救ってもいる。
法は有能だけれども、万能ではない。