聲の形
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あらすじ
「俺は彼女が嫌いだった」――明るく! 楽しく! 大冒険! がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。
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ユーザーレビュー
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いったいどれだけの人が
目を背けたい過去の黒歴史と 真っ向から
向き合えるのでしょう。。
主人公 石田将也の子供らしい素直な強い好奇心から
始まってしまった 聴覚障害児 西宮硝子への残酷な
いじめ
現実には 虐めた側が 自ら謝りに行く
そして自分を虐めた人に好意を抱くことは
まずないと思われますが
あまりにもリアルな学校風景 そして心理描写に
引き込まれ 一気読みでした!
小学校の担任教師や 西宮硝子の父と
父方の祖父母には 腸が煮えくり返るほどですが
虐めた側 虐められた側双方 周りの傍観者の
心にまで 深い傷を残しながら
自分を主張して ぶつかり合い真っ向から
自分と相手に向き合い 認めあっていく
あたり障りなく青春時代を過ごす人が多い中
理想的過ぎると思いながらも 眩く心揺さぶられる
ストーリーでしたby ティア-ひん- 45
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5.0
マガジン連載時、最終話まで一話欠かさず読んでいました。
自身は聴障者で健常者の学校へも通ったので、ヒロイン・硝子に近い立場ですが、将也側の感情も理解できてしまうし彼女の「笑顔」も自分そのもの。
転校初日、「耳が聞こえません」と書かれたノートをめくる硝子を、コイツ異星人?と将也が凝視する見開きシーンは、心情がリアルで好きな場面です。
アニメ映画も期間限定での日本語字幕つき上映・キャラクターも原作と瓜二つ、と嬉しい事が重なって今から楽しみです。by 真朱- 40
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1.0
胸糞最高峰
転校して来た少女はろうあ者で、主人公はお調子者。ちょっとやってみた悪ふざけが周りに受けてどんどんエスカレート、耳を切ってしまう程の大怪我をさせる。
少女の転校後、一気にいじめられ続けた主人公は高校で再開する。
少女と関わり始めるが偽善と感情が分からなくなる主人公に、少女の母親は平手打ちをした後「あの子が本来楽しく過ごせたはずの時間は戻らない」と言う。
そこから主人公が誠意を見せ続けて打ち解け、ハッピーエンドみたいな。
こんな奴が許されるわけがない、自分はそう思います。そしてそんな奴を許して恋する少女も頭がおかしいと思いました。
何の映画でも感動したとCMで泣けちゃう女の様な人ならお金掛けて読んでもいいでしょう。by 成鹿- 27
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4.0
話題作
まだ、全部は読めてません。こつこつ読んでみようと思います。
映画の予告CMで初めて知りました。
中度の聴覚障害の子を持つ母親です。
幸い本作のヒロインほど重度ではないのですが、将来子供が直面するかもしれない問題に触れておきたくて読みました。
レビューサイトでも見ましたが、本当に人物の描写が丁寧です。むかつくくらい、胸糞になるくらい、いやらしいほどにリアル。
担任も、ヒロインの母も、主人公の母も、ああ、いるなぁ、こういう人、っていう。
しかし、気になったんですが、ヒロインのレベルの聴覚障害でも、普通クラス入りますか、普通?両耳補聴器で、更にかなり近くで大声じゃなきゃ聞こえないって、相当の重度ですよね…
とにかく、ひきこまれる作品です。
障害うんぬん関係なく、陰湿ないじめを真っ正面から描いた作品です。by 匿名希望- 18
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4.0
考えること!
永遠のテーマだと思います。
イジメ。
イジメる側、イジメられる側。
どちらの立場にもなりうると思います。
先生もね。
先生も聖人ではありませんが、やはりここは
公平に子供の声や態度を見ていただきたい。
難しいだろうけど。
イジメた側の思い、イジメられた側の思い。
とちらも大事です。
簡単な言葉では言えませんが、イジメは人生をも大きく変えてしまうコト。生きていることが辛くなるコト。
漫画ではイジメた側もイジメられた側も歩みよりなから四苦八苦しながら生きていきます。自分と向き合う勇気に涙です。by 豆福- 13
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5.0