有害都市

あらすじ

2020年、東京の街ではオリンピックを目前に控え、“浄化作戦”と称した異常な排斥運動が行われ、猥褻なもの、いかがわしいものを排除するべきだという風潮に傾き始めていた。そんな状況下で、漫画家・日比野幹雄はホラー作品「DARK・WALKER」を発表しようとしていた。表現規制の壁に阻まれながらも連載を獲得するが、作品の行方は──!? “表現の自由”を巡る業界震撼の衝撃作!!

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    図書館戦争のような。

    ネタバレ レビューを表示する

    暴力シーン
    グロテスクな表現
    性的描写
    その他諸々、過剰に「世間に悪影響」と反応され、規制される中で、書きたいもの、表現したいものを自由に出来ない、一歩間違えれば処罰の対象となる、肩身の狭い作者たちと
    「こんなもの(描写)があるから、事件をおこしたり、見習ったりする若者がいる」と言った「表現の自由を乱用しやがって」な、主張の政治家や、教授のバトル。

    何かに責任を押し付け、押さえつけないと生きていられないような人間模様に、胸糞悪い感じもしますが、規制、規制、規制で何も面白いものがかけないなんて、馬鹿げてる!と立ち向かっていく主人公に、共感がもてました。

    結果、主人公は強制的に更生させられる方向に話は向かいますが、未来に当てた手紙が、グッと来ます。

    • 4
  2. 評価:4.000 4.0

    こんな時代が近いのかもしれない

    ある事件をきっかけに新たな法律が制定され、少しでも過激だと判断された漫画・アニメなどや、それを描く作者は有害の烙印を押され、表現の自由を奪われるようになった未来の話です。
    漫画の中で主人公の描く漫画が進んでいくという展開が面白かったです。
    オリンピック前というほんの数年後の設定ですが、そこまで近い将来ではなくとも最近のテレビや漫画に対する異常な過敏さを考えるといつかあり得てしまうんじゃないかと思うような内容でした。
    色々と考えさせられる作品だと思います。
    ジャンル問わず漫画大好きな私からすれば、こんな時代になったらとてもつまらなくなるのでこない日を願います(笑)

    by h_mk
    • 5
  3. 評価:3.000 3.0

    ボブスレー

    ネタバレ レビューを表示する

    現実離れした世界観で最高。
    生まれ変わったら是非ともこのような世界で暮らしたいと思った。
    主人公の必殺技がとにかく強力・凄い・格好いい・とりぷるすりー・山田鉄道。
    満喫に行って全巻揃えてもバチは当たらないかと思われる。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    無料分

    漫画で漫画に書くことが現実にも起きちゃったってことかな???

    病原菌系で目覚めたら世界が変わってたってのは28日後、ウォーキングデッドで見たなー。
    特の上記作品はめちゃめちゃ似てて笑ったなー後々変わるけど!

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    面白そう

    ノイズを読んで筒井哲也作品を見たところ、この作品が賞を取っていたので読んでみました。まだ1話しか読んでいないので、話の流れが分からないのですが、すでに面白そう!となっています。

    by 匿名希望
    • 0

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