みんなのレビューと感想「まんがグリム童話 令嬢アイセの秘事」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

作者買いです。過酷な運命の下にありながらも、強かに生きる主人公達を応援したくなりました。みんな虎視眈々とチャンスを狙い、実行する力がすごい。

フランスの社交界サロンの物語だが、起きることはよくあるレディースコミック流ののつまんない仕打ちとエロの仕掛けだけか？途中でやめた

かわいそうな令嬢だと思っていたら、実は大どんでん返しが最後に待っている


奇想天外な森園みるく先生ならではの傑作です。

自分のない女性の話

かわいそうな境遇ではありますが、あまり自分というものを持たず、流されるままになっていく女性の悲しいお話しでもあるかもしれません。でも、この時代ではこういう生き方しかできなかったのでしょうね。

エロティック！

エロティックが芸術なんだよねー！！森園みるくさんすごいよー！お話しも面白いし時間つぶしにはとてもよいよー！

１つ目のお話のアイセですが、不幸かと思っていたら不幸の中で...ということでつまりは周りの悪巧みに振り回されていたわけではなく、手の平の上で転がしていたという感じで女の恐ろしさを感じたお話でした。

絵のファン

このグリム童話シリーズではお馴染み、森園みるく先生のヨーロッパ貴族作品の女性は華やかで本当にキレイ。観ているだけで楽しめる。

見逃していた秀作

森園みるくさんの絵は独特で。普通ならクドく感じるタッチなのに、デッサンが乱れないからなのか、華麗で美麗で気持ちよく見れちゃいます。さらに原作が藤本ひとみさんなので面白くない訳がない。中世の貴族社会の性風俗をよく研究されていて、当時の価値観と今のギャップがうまく物語のエッセンスになっていてさらに面白く読めました。このシリーズでこんな作品があったのですね。知らなかった。

濃厚にHですけど

濃厚にHですけど、森園みるく先生は、いやらしいだけじゃないからハマってしまいます。ちょっとだけ読むつもりが続きが気になってやめられません。

不幸続きで悲劇のヒロインと
思って見てました。

そんなアイセがまさかの元凶だったとは。

最後のどんでん返しにびっくりです。