【ネタバレあり】[小説]氷の皇帝と偽りの寵妃のレビューと感想

せつない

ヒーローの実は一途なところがかなりキュンとします。
冷たく酷いシーンが辛いぶん、ヒーローの動揺とその後の寵愛がいいのです。

離れ離れになって、やっと出会えたのに、決して結ばれない二人がどうなってしまうのか。
もう切なすぎます。

ハッピーエンドでよかった。

しかし、悪女をかってでた自己犠牲的精神はいただけないかな。それに、有能と言われる兄の策にしては、駄作に思えるため、星ひとつマイナスにしました。

幼い頃一時一緒に過ごした二人が離ればなれになって数年。ヒロインは国王の籠姫になるも事情があり乙女なまま。それを知らないヒーローは敵国の皇帝になってヒロインを拐います。
ヒーローがヒロインを愛しているにも関わらず国王の籠姫になったことで裏切られたと思い辛く当たる所はヒロインが可哀想になりました。
ヒロインは健気に親友や兄、ヒーローを想い籠姫を演じています。
最後はハッピーエンドですが、籠姫の兄と国王夫婦のためにヒロイン達が振り回されたんだな～って感じでした。

エッチは初めてが痛々しかったです。