5.0
画商、最低野郎だった
たった一人の肉親である父の入院費と投薬費の為に【模写】と云う贋作を描き始めたルシア。
ルシアの才能を見抜いて、それをやらせた画商。その画商が、殆んどの報酬を懐に入れていたであろう事は、想像に固い。
大企業のCEOともあろう者が、事の本質を全く見ておらず、自信のプライドの為だけに重きを置いてルシを糾弾して蔑むなんて…!
天涯孤独となってしまったルシア。絶対模範囚だったと思う。父親の事が無ければ、【模写】なんてしなかっただろうし。
性懲りも無くルシアにコンタクトを取る画商。しかも、ルシアを脅す始末。なんてヤツ!本当に最低最悪野郎って言うか、クズですね。グレイ、間に合ってよかった。
外国の裁判って、勝敗重視で心証が良くなる真実を日本のそれよりも大袈裟に表現するのかな?だから、グレイはルシアを【悪女】だと、彼のプライドもあってそう信じ込んでいたのかな?
再会したその瞬間から、ルシアと惹かれ合っていたみたいだし。
ルシアの人となりを目の当たりにして、自身の考え方を改め始めたみたい。
画商、或る意味、キューピッドね~😁
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