【ネタバレあり】[小説]呪われた皇帝と百人目の花嫁のレビューと感想

女性に触れたら（老若問わず）妖怪になっちゃう皇帝陛下と、天女山で畑仕事や薬草に囲まれてのびのび育ったヒロイン。怪我を手当てしたのをきっかけに、皇帝陛下がヒロインに求婚したことから物語は始まります。
慣れない後宮の暮らしにめそめそするでもなく、むしろのびのび暮らすヒロインが個性的で好きです！
もふもふ皇帝と空を飛び夜のお散歩とか羨ましい〜！笑
しかし皇帝放ったらかしで薬草摘みに夢中になっちゃうヒロインちゃん…笑。両想いなのにもどかしい！
Hシーンはありません、ピュアな2人が可愛いです♡

安心して読めます

この作家さんの作品は、基本的に終始相思相愛で大団円なので、安心して読めました。
文章も破綻がなく読みやすい。

ヒロインはナヨナヨした感じもなく、かと言って考えもなく突っ走るおバカさんでもなく、好感が持てました。

脇役たちも感じがよかったです。
しかし終盤の友人2人の豹変ぶりが異様で怖い…
おばば様をもう少し掘り下げても良かったかなぁ。

総合して★は4.5個くらい。

先帝のために天女に呪いをかけられ女に触れると妖怪になってしまうヒーロー。
そのために妃に怖がられ逃げられて99人もの妃が彼の元を去っていく。
そんなとき、怪我をした妖怪姿のヒーローを怖がらずに助けたのがヒロイン。
お互い惹かれていき愛し合うも解けるはずの呪いがとけない....天女の真意とは....？

もふもふなヒーローの獣姿が好きです(笑)
ヒロインも庶民的ながらがさつな感じはなくしっかりしていて可愛いです。
エッチシーンはありません。