【ネタバレあり】先生の白い嘘のレビューと感想（24ページ目）

凄く面白かった‥
性の、男と女の、怖さがジワッと駆け巡りました。今回たくさん無料で読めて良かったです。

ここまで野暮ったいルックスのキャラクターが主人公なのも珍しいですよね。
出てくるキャラクターそれぞれが何かしらに支配されて歪んでいます。人間なんてそんなもんかな。
暗く生々しい描写が多かったので、幸せな結末は期待できませんでしたが、意外と救われた終わり方で良かったです。

重いのが好きな女性にオススメ

女性の嫌な部分をたくさん見ることができる。
下品なマウンティングや本人が居なくなった途端に始まる悪口、駄目な男性に対して言い訳をつけて自分のだらしなさを肯定する、などなど。
読んでいてあるある！と感じると同時に、もやもやと嫌悪感が湧いてくる。
が、最後に覚悟を決めた女性たちの強さがとても綺麗に描かれていて、すーっとした気持ちで終われるので後味は悪くない。
暴力表現があるので苦手な方は注意だが、重〜い気分になる作品が好きな方にはオススメ。

サブカル映画っぽい

すごく面白かったです
いい監督が映画化すれば映像でもすごくおもしろくなりそう

表情をなかなか見せずに1番効果的なタイミングで表情がでてくるのがよかった
いろんな人間がいるけれど、
それぞれに過去や理由があって、
登場人物のみんな｢いるいるこういうひと｣という感じでした
美奈子さん、最初は救いようのないバカなのかと思っていたけれど、
最後本当にかっこよかったです。

最後まで読んでほしい

登場人物全員がクセのある、好きになれない人ばかりです(笑)
はじめは胸糞悪い話だなと思っていましたが…続きが気になり、結局全話読みました。
最後まで読んで下さい、納得のいくラストかどうかは分かりませんが。
男と女の性差、性とは、考えさせられます。

苛々

主人公や生徒にいらいらします。自意識過剰な主人公、うぶなのかなんなのか、とにかくいらいらしっぱなし。

弱い生き物

世の中の弱い存在である女。主人公はあざと系の友人の彼氏に無理矢理処女を奪われます。それでなくとも控え目な主人公は男女の織り成す性から完全に引いた所で淡々と教師をして生きています。しかし今も続く男からの凌辱。歪んで縮んだ主人公が出会ったのが思春期の生徒。その純朴につい口をつく男への怒り。続きが楽しみです。

深い

人間の様々な状況から生まれた感情やら性質やら重くのしかかり、苦しくなるが、それこそが生きることなのかも。登場人物のセリフがどれもずしりと来ました。
早藤が本当に鬼畜でおぞましかったが、それを受け入れた美奈子は凄い。
先生と新妻くんのこれからは幸せであって欲しい。大好きな作品です。

ずっと

ずっとハラハラしながら追ってきて、こんな着地になったことにビックリ交えて色んな思いがせめぎ合いましたが、とりあえずほっとしました。きれいに終わりましたね。一番驚いたのは美奈子、最初と最後で彼女の印象は変わりました。私的に美奈子は最低で、嫌な女と思ってたんですが、くっついた男が最低を超えて言葉に表せられないレベルのド畜生野郎ですので最後はあのような豹変ぶりを見せてくれて強くたくましくなって…見ててスカッとして、少しだけ彼女の人生を応援したくなりました。嫌な女に変わりないけど。

不幸のど真ん中にいた原美鈴さんが最後の最後、幸せをつかめたのがこの話の救いです。

好きな絵

試し読みを読んで好きな絵だし続きも気になったので購入してましたが友人の彼氏とヤッて嫌なのに結局流されてるとか胸くそ悪いので読むのやめました。