みんなのレビューと感想「涙の乙女 大西巷一短編集」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

絵がキレイで読み始めました。歴史上の人物や事件を題材にしていますが、か弱いだけじゃない、女性の姿の描き方が好きです。

女は強い、というより怖い

体力では男に敵わなくても、敵にしてしまってはいけないのはこういう女性たちなのでしょう。産む性である女性は時として目的達成や野望のためには、男性を凌ぐパワーを見せることがあります。強い女性、怖い女性は古今東西、たくさんいましたがあまり歴史上メジャーでない女性を取り上げているので読む価値があります。

オーソドックスな

絵が美しく、ちょいエロ交じりのオーソドックスな短編集。
時代物、ちょいエロが好きな人には読み易い作品。

お話はちょっと重めのもありますが全体的に読みやすいように思います。絵も綺麗なので読みやすいです。続きを楽しみにしています。

この人の作品、絵はキレイなんだけど、読後感刹那的な気持ちに何故かなるのは何でだろう。
あんまり漫画表現が好きじゃないのかな。

まあまあ

まあまあでした。表紙が綺麗なので内容がしっかりストーリー展開すれば良いんですがなんかイマイチな感じでちょっと残念です。

インカ皇女の話はひどすぎて読むのが辛い。ハーフの一人娘が自分の身体に流れる２つの血を肯定し逞しく生きていったことが推察されたのは良かった。

現代に生まれてよかった

悲しい思いをした人たちがたくさんいて今がある。辛い思いや我慢をすることになるのは、やっぱりいつも弱者ですね。

歴史物が大好きなので期待して読みました。昔はこんな事がまかり通っていたとは恐ろしい。期待した程ではなかったけれど、読んで良かったと思えた作品でした。

昔の残酷な場面も多い作品ではありましたが、面白いとは思いました。時々、読み返したりもしています。女性が読むには辛い場面もあるので、多少は覚悟して読むのもいいかなと思います。私は嫌いではありませんでした。