【ネタバレあり】星は歌うのレビューと感想

育児放棄された子供達が頑張ってる

不幸な家庭に育った子供はなかなか上手く世の中を渡っていけない…という空気が漂っていて、少し幸せになりそうになるとまた次の悲しい周りから傷つけられる様な事が起こる。
幼少期にトラウマがある人が読んだら胸に来るものがあるかも?
前作の「フルーツバスケット」にも言える事だけど、何故か全面的に主人公を庇ってくれるお友達に恵まれてる事だけが救いかも？
ラストは大変な人生だった分もっともっと幸せ感を出してあげて欲しかったかな。

作者さんの、絵柄が好きで、読み始めました　男の子か、女の子かいまいち分からない主人公の始まりですが、、　続きが気になります

高屋先生はやっぱり凄いなと。心の機微を描いたら、もう右に出る者はいないなと思いました。サクが馬鹿にされて、大勢の生徒の前で笑われた時のチヒロの心情と行動の描き方が秀逸です。感涙ものです。じわじわ面白くなっていきます。

よい

面白いけど、重いです。久しぶりに読み終わった後、ずーんと沈む感じになりました。重すぎて読み返しができないです。

読みやすいけど

高屋先生はキャラの名前を男女逆にしがちなんですね。フルバの後に読んだけど、こちらも伝えたいことは一緒。みんな辛くても大丈夫だよ！みんな弱いところあるんだよ！短めなので読みやすいかな。

ものすごく続きが気になる作品です。
人によって幸せの価値観って違うんだという視点が、いいなと思います。

主人公は可愛くて、周りの友達も楽しい面子が揃っているので学校生活を羨ましく思うほど楽しそうです。この作家さん独特の明るく楽しいだけでなく人間の内面や暗い部分もあり、シリアスで重たい展開もありますが、とても良かったです。

イマイチハマらなかった

フルバが大好きでこちらも読んでみましたが、なんか短調というか暗いというか、読んでいてあんまりスッキリしませんでした。ついフルバと比べてしまいますが、フルバの方が自分的には面白かった。

フルーツバスケットの作者さんだそうで（実はフルバス読んでません）絵はあまり好きではないです。
お話もトラウマ系で絵柄に対して若干暗め。

フルバのときもそうだったけど、どんどん重く暗い話になっていくので温度差に驚きます。
人間関係ドロドロ…。