【ネタバレあり】記憶の中のきみへのレビューと感想

ハーレクインの現代もの。
家族にわだかまりがあり、ヒーローに秘密があるヒロイン。
事故で記憶喪失になり、ヒロインとの数ヶ月分の記憶がないヒーロー。

お互いに誤解したまま、ヒーローが、事故に遭い記憶喪失で、その間、ヒロインには、シークレットベビーが、ハーレクインの王道の作品ですが、作者さんのストーリー運びで、飽きさせずに王道の物語を楽しめます。

最速か？!

どの面下げて言ってるの？と思いつつフィニッシュ。ヒロインは、義母の嘘を信じずきちんと男に確認しにいったのが、とってもヒーローを信じてたんだな、偉いなとおもいました。それに比べ、求めるばかりのヒーロー。残念です。印象的なのが、今だかつてヒロインが、ヒーローを許したのが最速だったような気がする事。

愛あればこそ

佐柄先生の独特の雰囲気が出ていて、とても好きな作品です。

お祝いを言いに来た元家政婦の言葉を境に、少しずつわだかまりが溶けて行く後半が、いいですね。