【ネタバレあり】曽根富美子傑作選 死母性の庭のレビューと感想

全く共感できず

うーん。感情移入できず。親にもきてもらってご飯も作ってもらったり協力してもらってるようだし、親もみんな病院まで来て、祝ってもらってるし。幸せじゃないか。おまけに健康な赤ちゃんなのに、子供に虐待ってよく分からない。ちょっと古い作品なのかな、絵が。最近は仕事に子育てにで大変な親が多い中、なんか甘えた母親にイライラする。

ひとつ目の話しは

育児中の母には起こりうることだと思った。原因は妻なら大丈夫だろうと思い込んだ夫の育児への不参加。家庭への不感症だと思う。
二つ目以降の話しは複雑すぎてよく分からない。

一気に最後まで読んでしまいました。

地味な淡々としたストーリー展開の人生ドラマでしたが、なぜか続きが気になり一気に読んでしまいました。この話に出てくる母親にだけは共感できませんが、それ以外の登場人物には共感でき行動が納得できました。ちょっと暗い話でしたが、そこそこ面白かったです。

泣いた

死母性の庭だけ読みました。

命懸けの出産を終えても、母親には休む時間などありません。変化した自分の身体に戸惑いつつ、生まれたての小さな生き物を世話しなくてはなりません。
どんなにかわいらしく、また愛情を持っていても、休む間も眠る間もなく手をかけ続けるのはとてもしんどいことです。
仕事に逃げ、短時間だけの綺麗事の育児ごっこをする父親とは遠い隔たりがあります。

自分が母親になる前に、この作品と出会いたかったと思いました。

つらい

子も親もつらい状況なのに誰も助けてくれない 話も聞いてくれないから究極の一歩手前まで行ってしまうんだろう。思うようにいかないんだな

泣きました

2歳の男の子の母です。主人公の母親の気持ちが痛い程わかります。自分自身まだ子供に手をあげた事はありませんが、イラッと来る事ももちろんあります。私の場合は家族に支えられて助かっていますが。。この作品では父親が途中まで我関せずな感じでイライラしました。

読んだ後はほんとに切ない気持ちになりました。
この時代の女性の地位の低さ。人間として扱われる事もなく、逃げることもできず、ただただつらい毎日を送っているこんな女性たちがこの時代にはたくさん居たんだと思うと今の自分がどんなに恵まれているのかと思い知らされました。
結婚しても結局は後ろ指差され子供のために逃げるしかなかったなんてほんとに悲しかったです。つらいけどいっぱい色んな事を考えさせられた作品です。

ばらばらな家族

こんなに問題がある家族はいるのかなと思いました。
ブサイクに生まれたお姉ちゃんが不憫です。
息子の初めての人を決めてあたえる母親なんているんですかね？
まぁ漫画としてはなかなか面白かったです。
続編とか出たら呼んでみたいかな。
絵がもう少し可愛かったらいいかもしれませんね。
なんか古臭い感じがしました。

表題作だけ

他の方のレビューを見て、表題作だけ読みました。冒頭からなかなか重い描写があります。でもこのほうがリアリティがあって、虐待を題材にするならこのくらいは書かないと何も伝わらないような気もします。この作品のご主人は協力的な人。こんな優しい旦那様がいたとしても育児は行き詰まってしまう。我が子を傷つけてしまう可能性もあるのかと。久々に他の作品も見ようとしたら配信停止になっていて残念。虐待を止めるためにもこういう漫画は良いと思うのに。

虐待は紙一重

表題作のみ購入。

子育ての辛さ、不安、そういうものを子どもへぶつけてしまう母親の気持ちはよくわかる。

ここまで極端でなくても、自分ももしかしたらそうなったかもしれない、紙一重のところで思いとどまったかもしれないと思いながら読みました。

このケースは夫がなんとか支えようとしてくれることからよくなる兆しが見えたけど、それすらない家庭では子どもたちが犠牲になっているかもしれない。
考えさせられる話でした。