[小説]首狩り帝の後宮
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あらすじ
苛烈な帝の後宮に入った身代わり姫の運命!身代わりで後宮に入った桃霞は、冴えない容姿で舞も刺繍も苦手、古くさい書物のことにばかり詳しい超地味な少女。ライバルの姫君たちからも相手にされず「せっかく後宮にいるのに、このままじゃ皇帝のお呼びがかからない!」と侍女に嘆かれるほど、パッとしない毎日を送っている。気に入らないと誰の首でもはねるという恐ろしい皇帝の寵愛を受けるより、大好きな本に囲まれているほうが幸せ…と、後宮書庫に通いつめていたある日、不思議な力を持つ黄金の瞳の青年と出会う。憧れていた書物の神仙〈考帰真君〉が、本好きな自分のために姿を現してくれた!と喜ぶ桃霞は、それ以来、〈考帰真君〉と本について深く語り合うように。しかし、ふたりの仲を見とがめた侍女に「男と逢引きを重ねれば、苛烈な皇帝に首をはねられる」と諭され、〈考帰真君〉への許されない想いを忘れようとする桃霞。だがある夜、ついに皇帝の夜伽を命じられて…!? 中華後宮ラブファンタジー!!※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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みんなのレビュー
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どストライクです!
ヒロインは美少女設定ではありません。でも、自虐的でも前向き、不器用なのに聡明、そんな設定にはかなり好感が持てました。
展開としてはザ・王道という感じですが、相手の素性を知らないまま関係が親密になっていくエピソードはどれも素晴らしく、終始ニヤニヤしながら読みふけってしまいました。個人的には、なにも知らないまま迎える皇帝との初夜のエピソードが最高だと思います!思わず声を出して笑ってしまいました。
それと、中華ファンタジーという事で、世界観はガッツリ作り込んであります。その世界観の中で謎解きも行われますので、よくよく理解していないと終盤の展開についていけません。
1度読んだだけでは分からない部分もあるかと思いますが、その分読み返す度に理解が進み、何度でも楽しめるお得なストーリーになっていると思います。
皇帝の歯の浮くような台詞の数々(本人は至って真面目)と心に抱える闇、いざというときの格好良さに加えてヒロインにベタ惚れするという美的感覚のズレ(笑)全てが私にはストライクでした!by tostone- 11
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5.0
面白い!!
何度も読み返しちゃう面白さです。
二人の気持ちが通じ会う過程も良いし、恋愛以外の部分も面白く読めました。
世界観がしっかり設定されてて、違和感もありません。by ロロくん- 4
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5.0
面白かったです。
世界観がしっかりしてしてストーリーが良く出来ていました。
ヒロインが美人じゃない所にも好感が持てましたしどのキャラもしっかりした設定でやりとりも楽しかったです。
by のんぱんだ- 2
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4.0
王道って感じです
王道が結構好きなので楽しめました。
ヒロインも頭が良くて、はっきりした性格に好感が持てました。
登場人物が少し多くて、誰??ってなっちゃうのと、最後おじさんとのからみが欲しかったです。by ユーフォニアム- 2
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5.0
見慣れない漢字の羅列でしたが(笑)、ストーリーもしっかりしていて、奥深く、一気読みしちゃいました!
面白かったです!by 匿名希望- 0
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