【ネタバレあり】とりかえ・ばやのレビューと感想（81ページ目）

古典

古典好きにはたまらない作品です。時代背景や文化について、作者さまの知識や見識も垣間見られるのもおもしろいです。
とりかえばや物語がもとでしょうが、男女の入れ替わりはとてもワクワクするとともに、切ないものでもあります。
この美しい異母兄弟がこんごどうなってゆくのかたのしみです。

とりかえばや物語は以前図書館にて現代訳を流し読みして以来、気になりつつもしっかり読んだことがなかったのですが、漫画だと物語に入りやすく、面白く読ませてもらっています。

また絵柄がきれいで、沙羅双樹の君の今後がすごく気になります。

原典の現代訳にも再挑戦しようかなと感じました！

15話まで無料で読んでいってます😊

私が知っている話は違う角度からの物だったので、読んでいて初めて読む物語といった感じでした。
根本的には同じですが。

沙羅は女性なのに、格好いいですね。
四の宮の所へ通うのを拒まれても御簾の外側で夜を明かして帰るという場面も女性だから何も出来ないんだけど、いい感じ。
最後の日は強引に御簾の中に入りましたがその御簾を上げた姿がまたいいです❤
(/o＼)

どういう風に話が進んで行くのか、行き着く所は一緒どと思いますがとても興味深い❗
早く次週になって欲しいです((o(^∇^)o))

結末が残念です

話の展開が面白く、課金して最終話まで読みました。
しかしラストで、女性の幸せは結婚と子供を産むことというオチが大変残念です。

現在日本に蔓延している、女性の幸せは結婚し子供を産み、社会の活躍出来るのは男性という価値観がこうやって無意識に植え付けさせられるのだと思いました。

昔の話でそのような展開なのは致し方ないとは思いますが、とても残念です。

原作の古典を読みましたが、平安文学をそのまま再現したかのような雅な世界ですね。
作品は平安時代ですが、設定は現代さながらで、新鮮な面白さを感じます。
最終的には元通りになってハッピーエンドになります。いつの時代も大変ですね。

名作です

古典に興味のある人にもおススメしたいドラマチックなストーリーです！男女逆転？のありがちな設定もここまで描き切るとほんと面白い！さすが巨匠さいとうちほ さん、この漫画から、ぜひほかの作品も見てみたくなります。

大好きです。

ストーリーも絵もキャラクターも大好きです。時代物なのに、そこ違うんじゃないのっていう違和感がない。全部読んでるんだけど手元にないので、無料分読んだら止まらなくなって後半の大好きなあたりをつい購入してしまいました。
帝は東宮だった頃から思慮深く凛々しく格好よかったし、つわぶきはもうずっとうつけだよねぇ。お前のせいで、と何度も思ったのは私だけでしょうか…。
試練を乗り越えて睡蓮も涼子も、多分吉野の宮も…幸せになれたからこそ、何度も読み返したいと思える作品なのだと思います。

おもしろいーー

現代と比べると、とてつもなく生活しにくかったであろう葛藤も垣間見えるし、きっと記録には正式に残っていないけども、入れ替わったり自分の性を偽ったりして生きていた人もいるんではないかと、少し感慨深くなる1作

古典の授業が苦手でしたが、この作品や氷室先生の作品に出会って、少し苦手意識が薄れました。
男女が入れ代わるなんて無理のある設定ですが、しっかり考えられたストーリーなので違和感は少なく読むことが出来ます。

現代にも通じる物語

最近は、LGBTとか性同一性障害とかか取り沙汰されているけど、
かなりの昔からあったことですよね。。たぶん。
カミングアウトできないとか、隠蔽されてきたとかで。
その事に対して、お父上の思いやりの深さ、考え抜かれたお優しいセリフに感動しました。