5.0
炎の画家の生涯が創作だったら
画家ゴッホの才能を一番よく理解し、妬み、愛したのは弟だった。
賢いテオと純粋無垢なゴッホ。ハラハラ読み進み、ラストでは泣けました。さすが穂積先生です。
by
こぜみちん
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画家ゴッホの才能を一番よく理解し、妬み、愛したのは弟だった。
賢いテオと純粋無垢なゴッホ。ハラハラ読み進み、ラストでは泣けました。さすが穂積先生です。
フィクションとはいえ妙に信憑性が高く感じられるようなリアルな話で、絵を描く事に没頭していく天才とそれを支えるソルシエの友情を超えた関係がとても素敵に描かれています。
作者の穂積先生の作品が好きで、購入しています。
一見すると淡々と進んでいく中に、
沢山の伏線があって、気がつくとのめり込む。
まだ5話ですが、穂積先生の作品に多く見られるのは温かさと哀しさ。
悲しさではなくて、哀しさ…。
この展開が楽しみです。
恋愛なしで、これだけ面白いのは久しぶり。淡々とえがかれてて、絵も綺麗だから気持ちがいい。最後は現代や日本とのつながりももたせて、ぐっと読み手に引き寄せているので、このままゴッホの自叙伝でも読んでみようかなという気持ちになる。面白い。