3.0
他人同士だからこその別れ
結婚と違って、書類上には何の関係もないが故に…って感じですね。
長年連れ添ったのに結婚しなかったのは不思議ですが、寂しいからこその強がりとか、悪態吐いてたのも心が挫けない為の防衛本能みたいなものなんだろうなと思いました。
低評価されてる方達はラブラブ4コマ要らないって言ってますが、私は逆にあれは必要なんじゃないかなぁと思います。
あれがあるからこそ、別れるっていう寂しさとかが出てくるのではないのでしょうか。
一種の回想シーンだと思えばそんなに苦痛じゃないです。
1つ勉強になったのは、同棲までいったらダラダラ時間を掛けずに、早めに結婚まで持っていった方がいいんだろうなって事です。
結婚していても色々あるとは思うんですが、同棲って最後の最後にギリギリやり直せちゃう関係なイメージがあるんですよね。
『籍を入れる』っていう最終ラインを越えてないが故に別れの選択までが早いといいますか…。
もし結婚していたら作者さんも違った今を生きていたのかなぁ、なんて考えてしまいました。
特別高い評価はしないけれど、だからといって購読を後悔するような内容ではなかったです。
- 100