みんなのレビューと感想「式の前日」(ネタバレ非表示)(11ページ目)

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5.0
伏線と真逆
なんという良い裏切られ方だろう。
めちゃくちゃ泣きました。
きっと、単純な設定を裏読みしてしまうのは、自分が大人になって卑怯な人間になってしまったからだろう。
だから、純粋な、まっすぐな。
こんな2人の関係が眩しい。by 匿名希望-
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素敵でした
さすが穂積先生です。読者を引き付けて離さないし、世界観が全くブレない構成。もっと先を知りたい!と、読んでいくうちにわくわくしてしまいます。
by 水無-
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5.0
絵が丁寧に描かれていて、どの話を読んでも感動します。でも、特に1番目の話は泣いてしまいました。家族っていいなぁと思わされました。ぜひ多くの人に読んでもらいたいです!!
by 匿名希望-
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5.0
式の前日…見ながら涙があふれてきました。ただ一人の家族をおいて嫁いでいく姉の気持ち。送り出す弟の気持ち。言葉では表せない部分を、ほぼ絵だけで伝える。たくさんのセリフより伝わってきました。感動しました。また、その後~もよかったです!
by くんぼー-
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5.0
レビューの評価が良かったので、読んでみました。1作品目と2作品目が、すごく良かったです。どこか切ないけど、温かくなる作品ですね。
by 匿名希望-
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切ない
短編集の良さを改めて実感しました。
萩尾先生の『半身』を読んだ時位の衝撃が有り、尚且つ…普通の生活の中に有る幸せを感じさせてくれるストーリーの構成に度肝を抜かれました。
特に【あずさ】は幸せな風景が本当に素晴らしく描かれていて、その反面…最後の大どんでん返しに驚愕しましたが…主人公の素敵な笑顔がその驚きを緩和していて、心地好い終わり方でした。by 匿名希望-
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5.0
世界観
この作者さんの世界観がとても好きです。
表題作の式の前日は、どこにでもある結婚式の前日の一コマだと思います。
特別な出来事があるわけでもない。
しかし何か含みがあるようで関係性とかベールに包まれたような感じで話が進みます。
読んでいる方は二人の関係は?とあれこれ詮索しながら。
そして終盤に関係がわかると途端に涙が流れました。
そして改めて最初から読み進めるとまた涙がこぼれました。
なんともいえない相手への言葉にならない深い思いが、背景や表情など紙面から伝わるようで情感溢れる作品だと思います。
切なくも温かい気持ちになりました。by ふたま-
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5.0
不思議空間
うちの姉が不思議空間住人。
あの世とこの世を現実にスーパーに行ってきた位で話してくれる。
怖くもなく、ドン引きもなく、何なら人生のアドバイス的に話せる。
この作者さんの話も姉的感じにフワッした感覚で、スルッと私の中に溶け込んだ。
あるよね〜。分かる!この感じ。
そんな感覚。
いろんな角度で関係性を想像する。当たりハズレ抜きにして『ほぅほぅ』と読み進めた。現実とか今とかそんなん抜きにして、フワフワした感覚。ありがとうby 匿名希望-
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姉弟愛に感動する。
タイトル作と後日譚のみ購入。
式の前日を弟と過ごす姉。
最後の1日を淡々と過ごすふたりは、両親をはゆく亡くしたため、姉が親代わりとして弟を育てた。
最後の日、布団を並べて一緒に寝る時に、手をつないだ。姉は泣いていた。
弟の気持ちも、姉の気持ちも、短い中にぎゅっと詰まった優しい話だった。
後日譚は猫アレルギーの姉がいなくなった後に飼い始めた猫目線。
弟の日常にかかって来た姉の入院を知らせる留守電。
猫は何とか知らせたいが、弟はなかなか気づかない。
実は、という内容。
タイトル作とともに、心がゆるく温まる秀作。by どぅーさん-
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5.0
妹よ?いや姉さんか
縁側で昼寝する男に、明日の結婚式を楽しみにする女が声をかける。ふたりの関係は家族なんだけれども、別れの前日に、なんとなく切ない空気が流れている。明日への期待と不安を口にする女に、素っ気ないけど安心させる言葉をかける男。古い作りの大きな家は、明日から男ひとりで暮らすことになる。お風呂で涙が溢れる男。最後の夜だから、お布団並べて寝るふたり。女は涙が止まらない。手を繋いで寝るふたり。弟のモノローグで、やっと、親代わりで育ててくれた8歳上の姉が結婚することがわかる。それまで???と読み、それを踏まえて、何度も読み返してしまいました。幸せだけどさびしいお話です。
by なりのり-
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