【ネタバレあり】[小説]ひそやかに愛を暴けのレビューと感想

ほっこり

一目惚れ同士、お互いが惹かれながらも立場から素直になれない。ハラハラドキドキしながら読み進めました。お互いの思いを認めてからも、やはり甘えきれない気持ちが可愛かった。イラストも素敵です。

前半は極道者らしい激しさが満載の展開で、二人の気持ちがどんな風に変化していくのかわからず、拉致されたときにはなんとなく見えてきましたが時々年下の彼氏っぽさがチラチラと見え隠れするとこが可愛かったです。

わたしの大好きな良くあるパターンのストーリーですが、禁断の恋の人物設定。良いなと。公園の猫のくだりが、作家さんの実話との事。一番印象に残っていて、感動しました。

パターンは同じ

ひそやかに愛を奪え
を読んで良かったのでシリーズということで
跪いて愛を誓え
とどっち読もうか悩んでS攻めが好きなのでこちらを購入

シリーズの多岐川と九重がチラッと出てきますが読んでなくても大丈夫です
ひそやかに〜と全体のパターンがほぼ同じです

途中までの話の展開もひそやかに〜とほぼ同じ感じなので、やや新鮮味に欠けて先が読めちゃうかなーと、思いましたが
後半はカップルの個性が出た展開になって楽しく読めました
ひそやかに〜は攻めが30代若頭多岐川と、受けは大学生凛くんの年の差カップルなので受けの健気さと年上の多岐川が凛くん可愛くて仕方ない、って感じがキュンキュンしてよかったですが

こちらは攻めの東城が1歳５ヶ月だけ年下で受けはクールビューティ系？なので攻めが最初はS全開からの最後はワンコ系になってく感じが以外に微笑ましかったかな？

ストーリーの最初からドキドキする展開でした。どうなるのか、ハラハラします。
美貌の検事にそこまでしちゃうんだと思っていたけれど、そうやって庇うやり方もあるんだなと納得。