3.0
ビー玉がお互いの想いを介在するものとして使われていて、言葉以上のものを繊細に伝えられててとても良かった。一方、寮の板張りの部屋や、制服のまま布団の上に座っている描写が雑な感じで違和感が感じられて残念だった。細かい部分で伝えようとしてる作品だからこそ、本筋に関係ない細かい描写にも気を配って欲しかったかな。
- 0
ビー玉がお互いの想いを介在するものとして使われていて、言葉以上のものを繊細に伝えられててとても良かった。一方、寮の板張りの部屋や、制服のまま布団の上に座っている描写が雑な感じで違和感が感じられて残念だった。細かい部分で伝えようとしてる作品だからこそ、本筋に関係ない細かい描写にも気を配って欲しかったかな。
現代では同性愛を公表されている方もいてますが、日本では地域性もありますし、未だに大々的にカミングアウトできてないと思います。この作品のストーリーがとても美しく、最後に主人公の二人が添い遂げたんだとわかったとき、とてもジ~ンときました。
大正時代がテーマの幼馴染み同士の高校時代の恋愛です。
家柄が良いが為に自分の意のままに行動出来ない麻倉。幼馴染みの立花に好意を持っているが 家の事を考えてしまい 二人の先の関係を憂えてしまう。若さゆえの葛藤、同性同士の恋愛の葛藤、つい感情移入してしまいます。
立花が麻倉も大切に想ってることはよく分かるけど、全ての行動は麻倉からだよね。
もう少し立花からいって欲しかったかなぁ。
麻倉が決断しなければ、離れ離れになってたよね。
私は思ったよりも楽しめなかった。
また時間を開けて読んでみる。
違う感想になるかも?
大正時代という設定なので、家族や社会との葛藤が色濃く描かれているかと思ったけれど、そこは控えめで、すれ違いとか思いやりとか、優しい気持ちが溢れてる素敵なお話でした。青春ってきっといつの時代もこんなだったんだろうなぁ、って浸っちゃいました。
透明感のある儚げな絵が 時代や家柄など背負ったものに静かに立ち向かう姿、2人の深い愛情を見せてくれました。
架空の話だけど、漫画の中で2人は幸せに暮らしていると思いたいので、最期まで描かれると ちょっと切なくなり、一層印象に残ります。
幼なじみで再開してから早い段階で両思いだとわかるのに時代とか災害とかで結ばれるまでに時間がかかり、これで一緒になれなかったら切なすぎると思って読んでましたがハピエンで良かった。だけど2人の幸せなとこがもっと見たかった!!
好きな人と一緒になることが難しい時代ということで、すごく切なかったです。
絵も綺麗だし、色気があって、よけいに切なさを煽るというか、もう本当に途中からドキドキしっぱなしでした…どうなっちゃうの?!みたいな。
余計に切なさを掻き立てますね。
絵が好きで作家さん買いしましたが、ストーリーも良い。
二人のその背景にたくさんの想像を膨らませながら読みました。
切なくて甘い行為にもキュンとしました。
二人には大きな壁があって、乗り越えるにはあまりに高すぎるものだったけど、最後には純愛を貫きとおし、幸せがその先に待っていた。二人の思いの脆さと強さにどっぷりはまりました。