【ネタバレあり】花街鬼のレビューと感想（2ページ目）

この作家さんの作品が好きで読みました。
今までとはすこし違ったストーリー性でしたが、面白かった。
人間の残虐な部分とかも描かれていてなんともいえなかった。

怪しい魅力

自分側からしか物を見られない人間の弱さと、相手の側の事情を知って傷つき、自分の勘違いやいたらなさに痛みを感じる、その機会を与えるその人は怪しく魅力的です。

独特

この作家さんは独特な世界観とキレイな絵が特徴かなぁと思うのですが、このお話は少しそういう意味では想定の範囲内だったかな。面白いですけどね。

人間の醜い感情が表されています。遊郭が舞台というのもそれぞれのストーリーがあり、あっという間に読んでしまいました。

桜田ワールドにハマり一気に全話読破してしまった作品。江戸の吉原を舞台にした時代物でありながら、一度だけ人の運命を変えられるという特殊能力をストーリー設定に加えることで、登場人物がぐっと人間らしく身近に感じられるマンガになっている。

うーん、残念……

この作家さんの絵がとても好きなので購入しましたが、
最近はまた画風が変わってきていますよね？
それがまず、ちょっと首をかしげてしまった。


のですが、それ以上に残念なのが、
遊女さんたちの言葉遣い。
あまりに汚すぎる。
いくら江戸とは言え、廓詞を使わないってことはないでしょ、と。
それが終始気になってしまい、集中できない。
ここで購入中断かな。