3.0
健気な兄の必死な思いに共感しながら読み進めました。弟の歪んだ愛にも、これはこれでアリかと思いましたが、最後のドンデン返しはいらなかったかも。
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健気な兄の必死な思いに共感しながら読み進めました。弟の歪んだ愛にも、これはこれでアリかと思いましたが、最後のドンデン返しはいらなかったかも。
どろどろの展開と兄弟ものが大好きな私にとっては好物です(笑)
オチが賛否両論だけど、エピローグの前で終わってたら、綺麗すぎない?
この兄と弟の関係も感情もどろどろのまま進行して、執着も愛もグチャグチャになって交わったまま生きる、それが彼らのスタイルなんだって、私は寧ろ身震いしました。
てゆーかオチは「そうだよね!そう来なくちゃ!」って感じなので、あって良かったです。
グチャグチャ大好きですね、ええ。
もともと、闇堕ちする感じの主人公が好きなので、この作品はとても面白かったです!!
正しい道を行かなくてはと思っていても、悪い方へどんどん堕ちていってしまう感じがたまりません!
そして、それを受け入れていく兄弟の姿も素敵…お互いが同じ気持ちならどんな形の恋愛でも有りだと思ってしまいます。
絵も儚げで作品に合っていると感じました。
秋生の一方的な兄への想い。それでも兄としては自慢の弟を受け入れた。そう思っていたのにまさかの最後にぞわぁーっとしました。そうきたかー!!
どんでん返しは、私には不要でした。
お兄ちゃんが、けっきょくは、弟より上手だなんて、なんか嫌だなぁと思ってしまいました。
エピローグが賛否両論なのは当たり前。
けれど、兄のセリフ「あいつが襲ってきたときやっときたかって」
ここだけ嘘だったんじゃないかと思っています。
弟が襲うように仕向けたというのは兄が言ったわけではないし、それ以外の言葉は本音だとしたら…
弟との愛は泥の中。けれどそんな弟との世界を兄は守りたい。泥の中でも兄弟にとっては安住の世界だから。兄だからこそ。
兄はそこまで腹をくくって弟を受け入れたのだと思えてなりません。
そう考えるとエピローグは、兄の覚悟であり作者の覚悟で、重みが変わってくる気がします。
……はい、深読みです。
最後の最後までどろどろ…
私はどろどろ系好きだからいいですけど、爽やかなのが好きな方はかなり怖くて受け付けないかもしれません。
しかし、兄弟が結ばれた時は感動しました。
果たしてこのあとは幸せになれるのか…それだけが心配になるラストです。
弟が自慢の兄と兄を尊敬している弟という、一見すると微笑ましい兄弟だけど兄は体でお金を稼いでて、弟はそんな兄を自分の物にしたいという欲望をもっていてドロドロしているところが癖になりました
絵がきれいです。
ストーリーも好みで読み応えがあります。
個人的にはすごくツボな感じです。
好きなのに、どんどん病んでいく感じです。
弟と兄の禁断の恋で、兄が弟のために体を売るなど闇の深い漫画になっていてフットワークの軽いBLとはまた違う味を楽しめると思います!