【ネタバレあり】[小説]堕つればもろとものレビューと感想

時代物ファンタジー

朔も姫も その生まれ故に 運命が決まってしまっていて それに抗おうとするものの、その枠は 最後まで 破れなかったように、思います。
ただ 運命に抗い、姫に対する執着を 恐ろしいまでに持つ 朔。
いっそころしてしまおうとまで…。
とても 胸が熱くなります。

一度で二度おいしい(？)

・攻めの受けへの執着がすごい

・一方的な感じで始まるので、初めはかなり攻め本位な関係です。

・強引な攻めに対しては、受けがとことん贖う様を読む楽しさと、執着を受け入れ、攻めを喜ばせる様を読む楽しさがあると思うのですが、その両方を究極で味わえます。

・衝撃的なシーンもありますが、最後はハッピーエンドです♡

突然ファンタジーが織り込まれていて、一瞬えって感じましたが、ハッピーエンドだったので良しとしました。

人として向き合って、その人となりがわかる…1度目の経験が主人公の成長に繋がるんだけど、一度死ぬまでの人生が痛すぎて…運命を受け入れられなさすぎて思わず買って後悔か…と思ったほど。過去に戻った時に相対したサク側の視点からの物語が見たい！

執着攻め

執着攻め×天然受け

攻めが受けのことが好きすぎて
執着してるし、歪んでるし
それかまた面白いんです！
受けを置いて死ぬなら
道ずれにする...最高です！！！