【ネタバレあり】[小説]熱傷のレビューと感想

面白い

陣君がいい味出してます。拉致して乱暴なことをした受けさんに恋人の目の前で堂々と口説くなんて、さすが若さ（バカさ）受けさんの柔らかい受け答え、楽しめます。

あわなかったです…泣

・なんか受けにも攻めにも終始イライラして終わった…泣泣
（自分には合わなかったのでしょう）

強引な攻めは数あれど、それが良いと思う場合もあるのに、この攻めにはイライラしっぱなしでした。

横暴が許されるほどの地位やら、長時間の彫りにも耐えうる強靭な肉体など、凄い男なんだぞ！との描写も多いんですが、でっていう…。

受けも受けで、凛としている風を装ったうじうじ系。
色々考えあぐねてしまうのは、頭良いタイプ故かと思いきや、危険な状況で、気をつけろと言われたにも関わらず、ふらふら出歩き敵に捕まったりと、一体何がしたいのか！？とイライラさせられたので、自分には解らない所で惹かれ合うカップルをはたから眺めるような感覚で読み終えました。

・当て馬の様な感じで、受けの幼馴染の男も出てくるのですが、彼の方が余程良い男だろwwと思うのでますます感情移入できず…

・ただ、文章は間違いなくお上手ですし、薄っぺらくは無いストーリーだと思います。

漫画に疲れたら、やっぱり小説だとおもいます。お試しではセリフ部分が好みより多かったのですが、小説は面白いと改めておもいました。