3.0
気になる
アルバイトのアンバーが片思いしているのは、石油会社の御曹司ブラッドリー。言葉を交わすことすらない雲の上の存在なのに、出逢った瞬間ひと目で恋に落ちてしまったのだ。
by
ヒナタウラス
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アルバイトのアンバーが片思いしているのは、石油会社の御曹司ブラッドリー。言葉を交わすことすらない雲の上の存在なのに、出逢った瞬間ひと目で恋に落ちてしまったのだ。
片思いしていたブラットリーの婚約者を演じる事になったアンバー。その中で、アンバーのしっかりしていて、愛情深いところと、ブラットリーの誠実さが、描かれていて安心して読めたお話でした。
高倉先生の別のハーレクイン作品がとても良くて、こちらも読んでみましたが、ヒロインにもう一つ好感が持てませんでした。
ただ、とっさの機転などは効いていて、その点は良かったです。2人が恋に落ちる瞬間の掘り下げ方がもう少し欲しかったです。
副社長であるブラッドリーは祖母の体調を心配して、彼女の望みである婚約者を会社で知り合って間もないアンバーに頼みます。彼の父親は何故か息子を怨み、アンバーにも彼にも意地悪な計画を立てて困らせます。アンバーは出逢いから密かに彼に想いを寄せていたので、どんな難問にも応え彼のサポートをします。が、嘘の結婚は流石に傷ついてしまいます。祖母のエステルの機転でブラッドリーは本当の気持ちに気づくのですが…中々わかりにくいお話でした。親子の確執が特にわかりづらいです。
2014年に購入してからも折にふれ、読み返しています。アンバーが素敵で何度読んでも幸せな気持ちになる事ができるロマンスです。