死にたがりと雲雀
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あらすじ
朽木(くちき)――過去にいわくありげな、一人の浪人。雲雀(ひばり)――家に居つかぬ父を待つ、長屋の少女。朽木が荒れ寺に開いた寺子屋に、雲雀が通いはじめ、二人は次第に心を通わせるようになる。だが、雲雀の父が起こした事件によって事態は急転。雲雀は朽木に罪をかぶせようとするが……!? 俊英・山中ヒコが描く、欠けたる者同士が寄り添って生きる、江戸・下町の人情譚。
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ユーザーレビュー
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続きが気になる
登場人物みんながそれぞれ色々苦労していて、毎日一生懸命生活しながらも助け合い精神を持っている、人情味あふれるいい漫画だと思います。
時代物ですが絵が上手いので違和感がなく寧ろ着物姿が素敵。
強がっていてもまだまだ子供な雲雀がいじらしくて可愛いです。
朽木先生は訳ありっぽいので話の続きが気になります。
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5.0
これだからお試し読みはやめられない!
無料分だけ読みました。お試し読みはいつも、表紙の雰囲気やあらすじをみて決めるのですが、今回は特に何も思わず読み始めたらとてもいい!!内容は勿論ですが、絵も朽木さんの穏やかな、でも芯のある優しさ、雲雀ちゃんの可愛らしさもとてもよく表現されていると思います。
藤沢周平、山本周五郎といった暖かみのある時代小説が好きな人は是非お勧めしたい作品です。by アスカイ- 1
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5.0
良過ぎて
中々レビューが書けませんでした…作品自体も感動するのに、雲雀が健気で可愛くて可愛くて先生も支えたくなるし細目殿のお兄さんとの話しも良いし...正直にいうとグダグダと私のレビューの読むより是非とも読んで下さい!!と声を大にして言いたいです!!!
エピソードもいっぱいでジーンとする所、切なくなる所もあり過ぎて...でも個人的に雲雀ちゃんが言った『全部言葉のおっかさん』がハッとしたので1番好きです。
感想がまとまらなくてすいません、でも購入して損なしです!!!!by E!!- 0
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4.0
雲雀がいじらしい。
まだ幼い雲雀があまりに重いものを抱えて、それでも自分でなんとかしようとする姿に、胸が締め付けられました。そんなに1人で頑張らなくていいんだよ、と言いたくなります。周りの大人達がそれぞれの生活を送りつつも、何かあれば助け合うという、この時代の優しさがいいなぁと思います。お父さんとの関係で、雲雀が愛情を得ようとどんなに頑張って、寂しい思いをしてきたかを考えると泣けてきます。そのためちょっと素直じゃない、雲雀の愛情表現に、ちゃんと気付いてくれる先生の優しさが好きです。人の情にふれたい方は、ぜひ読んでみて下さい。
by ぷみょん- 1
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5.0
人情溢れるストーリーです。
無料分をお試しで読んでみたところ、ハマってしまい最後まで読み切ってしまいました。
内容がとてもしっかりしてい、人情溢れるはなしです。始まりで雲雀がひとりぼっちになってしまった時の虚しい気持ちのやり場の無さや、長屋のみんなの人情溢れる思いや、死にたがりの寺子屋の先生の経緯など、かなり読み応えがあります。
過去の回想シーンは特にグッと入り込んできて、惹きつけられました。by Gunboats- 0
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4.0