始まりは薔薇
祖父の形見を取り戻し、過去の栄光を守ろうと1人努力するカリーン。ロッテは初めから彼女に惹かれていたが、中々2人素直に歩み寄れずに頑なに傷つけあってしまう。彼女の持つ哀しみに気づきながらも、彼も意地になり優しく出来ずにいた。2人の交わした約束は残酷なもの。彼女が全てを投げ出し、彼の胸の中に飛び込むことでやっと2人はわかりあえる。遠回りして得たものは大きな愛で溢れていた。ラストの彼女の潔さが魅力的です。
by
メンヘレポポちゃん
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4.0