【ネタバレあり】誘惑のチェス・ゲームのレビューと感想

これ、絶対セルジョの圧倒的説明不足よね

こんな嫌な誘導尋問みたいな話され方や、『僕は、〇〇とは言ってない。君が勝手に思ってそう言ったんだ』『話の流れがそっちに向いたから』なんて言う事が何度も続いて、更に毎回何の説明も無かったら、疲れてしまうと思う。キャシー、強靭な精神の持ち主だと思った。
グラツィアは、本当に嫌な女性だぁ～😟
腹黒いし、意地悪だし、陰湿！女の嫌な所が大終結して固まって出来てるみたいだぁ！
それと、濡衣をキャシーに着せた女性！許せん！冤罪を着せた罪って云うの無いかなぁ？！更に罪が重くなるって云うね。
やっぱり、男って、本っ当に言葉が足りな過ぎて呆れちゃう。今回は、わざわざキャシーがロンドン迄会いに来てくれたけれど、婚約解消してパリから姿を消すって事もあり得たでしょ。経過報告も、タブロイド紙の記事に対する説明も、グラツィアとの過去についても、全く何も言ってくれないセルジョ。誘導尋問にも、ちょっとイラっとしてしまった。ハーレクインなので、ハッピーエンドだから良かったけれどね。

よかった～

ためし読みを何度もしていましたが、どうしてもすべてを読みたくて買ってみました。よかったの一言です。
セルジオの若くして成功した影には、才能をいかすための限りない努力の上の成功があるのですね。
キャシーは、努力をしたくてもそれに対してはばまれる前歴があり、努力が報われない。
そんな二人が、引かれあう。最後は、幸せになる定番がよかったです。

これぞハーレクインみたいな作品でした！
心がひろすぎるヒロインに救われました。
有能さがすごくて楽しかったです。

本当にヒーローがくず、自己中心。もっとちゃんと話せー、、ヒロインの嘘は本当に切羽詰まった事情だったのに、ヒーローはすべてゲーム感覚で。ヒロインに免じて許すけど、スッキリはしない。