【ネタバレあり】囀る鳥は羽ばたかないのレビューと感想（3ページ目）

気になり過ぎる男の世界

BL未経験でしたが、評価の高い作品を探していてたまたま目に付き無料分を読み始めたら、どんどん引き込まれてしまい、一気に全話読破し、映画も観に行き、今では最新話を待つのが生きがいになっているほどにハマってしまっています。
まず登場人物の大人の男の色気が堪らない。ちょっとした表情や仕草でその人間性が伝わってくる絵が素晴らしい。ストーリーもさることながら、行間を読ませる構成の感じが、より感情移入してしまう。
「俺は全部受け入れて生きてきた…何の憂いもない誰のせいにもしていない…俺の人生はだれかのせいであってはならない…」、幼少期の辛い出来事も、全てを受け入れてきた八代の強さと切なさ。八代に抱く気持ちにひたすら真っ直ぐな百目鬼と、百目鬼への感情に対する矛盾を抱いて葛藤する八代。極道という荒々しい世界の中で、男たちの繊細な感情がより引き立つ。2人の行く末が本当に楽しみ。
ヨネダコウさん最高です。

騙されたと思って読むのがおすすめ

ヤクザものって小難しそうで、面白さがわからないなと思って嫌厭していましたが、ヨネダコウの他作品からの流れて読み始めたらハマります!!

確かに人間関係などは複雑なので、しっかり読み込まなければ、ヤクザもの初心者の、慣れない頭がとっちらかってしまいますが(笑)、矢代と百目鬼の関係が徐々に進展していく過程は、焦れったいながらもドキドキしてしまいます。くすっと笑ってしまうような、少しの脱力感があるのもこの作者特有で面白いです。

気になっているのであれば、ぜひ読んでみてほしいです。

一回読んでから、放置してたが…

久しぶりに、読み返したら凄い引き込まれる‼
読んでから、また読み返す(*^.^*)
ササハラの行動は、浅はかの様に思えても、頭を慕う恋愛とは違う気持ちでの行動も熱く、頭も軽いようで何時もアタマをフル回転して考えていてカッコいい(*^^*)
そしてBL 的には、矢代と百目鬼の関係も目が離せない。
恋愛だけの話じゃないから、また読み返したくなるんだろうな。
是非ともオススメ(〃ω〃)

最新話まで一気に

配信されてる124話まで一気に読んでしまいました。
読み始めたのが7月か8月だったので、一気に読めてむちゃくちゃ充実した日々をすごせました笑
が‼️
今度は続きが気になりすぎて悶々とした日々をすごす羽目になってます。
雑誌なら少し先まで掲載されてるんですね。そんなことも知らないので気づいたら雑誌の販売時期過ぎてて、早く電子で配信されるのを待つばかりです。
単行本１巻分ないと配信されないのかな。
毎日毎日続きを妄想しながらすごす日々…

内容ですが、確かに一度読んだだけだと、ん？今の誰？　とか、誰がどこの組でなんとか会とか何なん？とわからないとこありますが、(あと時系列がわからないときも)でも、自然と読み返したくなるので読み返すと、あーそういうことか、とかわかってきます。
そして矢代さんが、切ない。もう胸に飛び込んでしまえば良いのに…と思うことが何度あったか…。
上手く表現できないですが、なかなか過去から抜け出せない矢代さんがどのように変わるのか、今の百目鬼が変えてくれるのか？いろいろ楽しみすぎて、とにかく早く続きを…。
続き&最終回を読むまで生きなきゃと初めて思わせてくれた漫画です。
ヤクザもので、ハッピーエンドてあるのかな？と不安ですが、ハッピーエンドが良いなぁと思ってます。

心にくる作品

ここの作品に⭐︎1をつけた人は
頭がお花畑の 10代 20代前半の方達かな。
1回 サラって読んだだけでは
この作品の良さは分からないと思う。
私も
試し読みで「ふーん こんな感じかぁ〜」から
「えっ⁉︎ 君が主人公なの？」
からの
全話購入
単行本も買いに行っちゃいました。
全巻10回以上読んでます。
BLってジャンルじゃなくて
いろんな人に見てもらいたい。
ただ かなり重めなので
メンタル弱い人は ずーんってなっちゃうかも。

何も考えていないような
のらりくらりとしていた矢代さん
過去も何もかも受け止めて
ギュッってしてあげたい‼︎
でも それは 百目鬼の仕事か。

これは 私の見解なんですが
4年経っても 矢代が 組わ持たないのは
百目鬼がカタギになってる(と思っている)から
もしかしたら このまま 自分も半カタギなら
どこかで会えると思っていたのかな？

32話の百目鬼の「あなたの側を離れるつもりはありません」
42話の「同じ世界で生きていきたい」
スゴイ深い 愛じゃないですか？
泣いちゃう 泣いちゃう
ここまで人を好きになれます？
何でも切り捨てちゃう矢代だから
ずっと 側にいてあげて
幸せになってほしい。

「どうしても触れたくない」「それでもやさしい恋をする」からの本作。
他の二作とは舞台はガラッと異なるのですが、さすがヨネダコウ先生、人物描写や情感描写が丁寧なので全く抵抗なく一気に読みすすめました。
八代と百目木だけじゃない脇の人達もとてもいい！なんだか映画の大作を観てるような気分です。
あと、どのくらい続くのかわからないけど、ハッピーエンドを望みます！！
少なくとも、2人とも死なないでー！

良いとしか言えない

ヤクザの世界ではありますが、何というか生っぽい。
近所で繰り広げられてそうな、それでいてその世界を覗き見てるような感覚。
矢代は学生の時の友達を想ってこの世界に入っているけれど、中々切ない。
想いは伝えない。
そして矢代を慕っている百目鬼さん。背景が物悲しい。
キャラがみんな迷走しつつ生きている。
強烈に惹きつけられる。

続きを見ない理由がない。

世界観

ヤクザもので表紙の画の感じからちょっと敬遠してましたが、無料分だけでもと読んだら、すぐハマってしまいました。
画は好みが分かれると思いますが、出てくるキャラがどれも個性的で世界観に引き込まれていきます。
4話で矢代が自問してたのを最後影山に直接聞けたのは矢代の中で踏ん切りがついたということなのかな。
七原と話した百目鬼は何か決意した様な表情してたけど、やっぱりまだ諦めて無さそうだし、新章に入って2人の関係性がどう変化するのか楽しみです。

これは買いです

普段特にジャンルにこだわらず色々読みますが、
久っ々に凄いの見つけちゃった！！て感じでハマりにハマってます。
無料分だけのつもりが
気付けば配信分すべて購入してしまう程。
読後の余韻に浸れる作品です。
特に65話辺りから数話に渡って続く絡みはもう…
切なくて胸が締めつけられるんだけど同時に美しくもあり最高です。
ヤクザものと言ってもよくあるイケメンヤクザとイチャイチャするだけのようなつまらないものではなく、
程良いリアリティです。

ただただ2人の幸せを願う

矢代と百目鬼がお互いを余りにも強く想うばかりにすれ違うその切なさは、読んでいて辛くもあり切なくもあり、それでも繰り返し読まずにはいられません。
今はまだ相手を守るために嘘をつき続けている2人だけれど、いつか素直な想いを真っ直ぐ伝え合える日が訪れる事を願っています。