【ネタバレあり】囀る鳥は羽ばたかないのレビューと感想（21ページ目）

刹那い

BL初挑戦だったんですが、一気に読んでしまいました。ストーリーも心理描写もとても丁寧で、男性同士だからこその切なさというか、愛するが故の決別はなかなかグッときました。一生に一度は、こんなに人を想ってみたいなぁ。

ヤクザものなので当然ですが、かなり痛そうで前途多難でハラハラさせられます。
年下攻めは実は好みではないんですが、このカプにはハッピーエンドを迎えてほしい。切実に。

ヨネダコウ先生の作品はどれも好きです。ヤクザものは苦手なんですが、そんな事忘れる位、ストーリーに深みがあり切なくなります。八代の色気がたまらない！人気作で話が長くなってますが、単行本の５巻でついに八代と百目鬼が絡むようです。しかも、かなりのページ数を割いて描かれているそうです。まだそこまで読んでないのですが、楽しみです。

じっくり読むBLとしては最高です。

矢代と百目鬼、お互いにもうなくてはならない存在なのに、離れてしまいましたね、、。
完結してないので、最終的には二人で生きていくような最後を希望しますが、、。

百目鬼は一途すぎて不器用で、矢代のそばにいるだけならいくらでもやりようがあったと思うけど、それが出来ないのが百目鬼で。

矢代は誰かに愛される自分というものを拒絶していて、切ないです。優しさを知ってほしいと思ってしまいました。

とりあえずここで区切り。
社長になった矢代と、どこで何してるかわからないけど、何かを決意した百目鬼。
二人の最後を見届けたいと思います、、。

あと、七原の矢代への忠誠心や、三角さんの溺愛など、脇キャラも魅力的です。

極道なので、殴る蹴るは当たり前、矢代は誰とでもやる変態として描かれているので、苦手な方はご注意を。

ストーリーはすばらしいですが、すこし重め。
何度か読み返すとより楽しめる作品かと。

重い、つらい、しんどい

ライトなヤクザものではなく、かなりがっつり深く描かれてます。
組同士の抗争やら何やら、私はそれが重すぎてヨネダ作品は好きだけど今作から離脱しました。
せめて百目鬼とくっついてくれればいいけど、それも雲行きあやしくて、ヤクザ話もラブ話も両方つらくて楽しめないかな。

引き込まれます。

登場人物の心情が細やかで、読み進めていくごとにどんどん引き込まれていきます。悲しくせつないながらも、お互いの強い気持ちはぶれない。時にはすれ違ってしまうけど、それぞれのやり方で相手を思いやる行動は清々しいです。とにかく次話が待ち遠しくてたまりません。

「どうしても触れたくない」「それでもやさしい恋をする」からの本作。
他の二作とは舞台はガラッと異なるのですが、さすがヨネダコウ先生、人物描写や情感描写が丁寧なので全く抵抗なく一気に読みすすめました。
八代と百目木だけじゃない脇の人達もとてもいい！なんだか映画の大作を観てるような気分です。
あと、どのくらい続くのかわからないけど、ハッピーエンドを望みます！！
少なくとも、2人とも死なないでー！

作者さん買いです。やはり、外れ無しです。ＢLにヤクザものたくさんありますが、ダントツに好きです。かなり読みごたえのある作品で、夢中になります。

切ない

登場人物多いですがひとりひとり人格がしっかり作り込まれてて、気がついたら物語にのめり込んでいます。
傷付いた八代と百目鬼がどうやって傷を癒して行くのか…最後まで目が離せませんっ。

尊い……

こんなBLは読んだことがありません。。。
恋に怯える矢代がたまりません。。。。。。
竜崎から矢代への感情も言葉にできず神作品。