5.0
大好きな作品
大和和紀先生なら端からハズレなど無いとわかっているのですが、この作品は「はいからさんが通る」や「NY小町」と同じくらい大好きな作品です。個人的には神奈川県出身なので、舞台が横浜というだけでも親近感を覚えます。
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大和和紀先生なら端からハズレなど無いとわかっているのですが、この作品は「はいからさんが通る」や「NY小町」と同じくらい大好きな作品です。個人的には神奈川県出身なので、舞台が横浜というだけでも親近感を覚えます。
懐かしい作品だけど、時代設定もきちんと描かれていてストーリーとしては、根がついてて、良くできていますし、色々勉強にもなります。
作画は、さすがに古いので、現代風にまたアレンジされたらいいな
おうのちゃんにまりこお嬢さん。懐かしい。いつの時代にもある、身分違いの恋や、オンナ同士の恋の駆け引き争い。今読んでも、面白い。
大和先生の漫画大好きで色々読みましたが、この話も大好きです。絵もきれいで、時代ものは難しいとおもってもすんなり読めます。
大和先生の作品で初めて読んだのが、このヨコハマ物語。当時私は小学生でしたが、絵の綺麗さとお話の壮大さに凄く夢中になり、全巻揃えて何度も何度も読んだことを覚えています。
大和先生の代表作って沢山ありますが、ヨコハマ物語の後に出た「あさきゆめみし」も、細かいところまで丁寧に描かれ、本当に美しい。あれで私は源氏物語を学ぶことができました。
当時私は森さん派でしたが、数十年たった今読み返すと万里子と竜助、卯野と森太郎のお話それぞれいい✨
美男美女で幼なじみ同士の万里子と森太郎は想いを伝え合い、婚約します。
密かに森太郎を想い、看護師を志していた卯野は、それでも自分の気持ちを押し殺して大好きな二人を祝福します。
医学を学ぶためアメリカに渡った森太郎を追いかけるはずの万里子の前に現れた竜助…。ここから万里子と卯野の運命が大きく変わります。
最終的に万里子は森太郎の元へ行くことを諦め「万里子はヨコハマを捨てることは出来なかった」と伝えて欲しいと託し、卯野をアメリカに行かせました。
卯野と森太郎のアメリカ編、万里子と竜助のヨコハマ編、ヨコハマでの再会と万里子の出産編…様々な困難もありますが、互いを必要とし結ばれていく二組は本当に素敵です。
お嬢様万里子と奉公人卯野、正反対な二人の友情や恋愛、その時代ならではの女性の苦労や生き方を描いた奥深い作品です。
健気な卯野を応援したい気持ちになりつつも、どこか憎めない万里子も好き。
特に着物のアレンジのくだりや、気持ちのすれ違いにやきもきさせられるツンデレ竜介を庇った時の振袖の鮮やかさ等が印象的です。
懐かしい!
全くタイプも身分も違う主人公、万里子とお卯野、二人の仲が良いのが良いです。
登場人物それぞれ、思った相手に(最初は)失恋したりしますが、最終的に本当の愛を見付けることが出来て良かったです。
冒頭とラストでダブルヒロインがすごく変わっている!
ドラマチックな展開の中で成長していく女性たち。ひとつずつ、今なら当たり前の権利を自力で獲得していく彼女たちのおかげで今があるんだなあ。
それぞれの道の別れ方にも説得力あり。大和さんは女の子が商才を発揮する話が昔から上手ですね。
顔のデッサンがくるっていて、目と目が異様に開いていることだけがまんしてください(笑)。
単行本持ってました。何度も読み返しました。
二人の主人公の恋もヤキモキしていました。
終わった後、その後が見たい漫画でした。
大和先生の話は絵もきれいで話に引き込まれる。このまんがは女性が社会で自立していくお話。当時は今よりももっと男尊女卑がある時代の中、自分の信念を持ち手に仕事をつける二人はすごいと思います。