そのろくでなしに用がある
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あらすじ
デパート勤務のOL・柚が友人の結婚式で再会したのは、中学時代に名前も知らないまま別れた「想い出」の男の子。けれど再会した彼はなんだか軽いカンジのろくでなしに成長していた!? 結局、連絡先も交換せずに、自分の名前だけ告げて去っていた彼、困惑する柚だが、どうせもう会うことはない、と割り切った矢先、彼女のデパートに彼が勤務することが判明!! 眠っていた恋が動きだす…?
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みんなのレビュー
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中学時代の話に泣けた
16話一気読みでした。
「頑張れ!!」「頑張る」
友人の結婚式で赤髪のチャラ男と出会い絡まれキスされそうになって平手打ちします。その感覚を妙に懐かしく感じデジャヴのような瞬間。そういえば、似たようなシチュエーションが過去にもあったことを思い出す。
中学時代の蘇る記憶。いや、でもあの時の男の子がこんな所にいるわけない。パーティーバッグを会場に置き忘れてたところに持ってきてくれた男から「中学時代にバンソコくれた子だろ?」と言われるが断固否定。なんでメガネをかけていないのかを問われる。フレームのとこに赤い星のマークついてた、、と言われ、ここまで覚えてたことで、あの時のあの男の子だと確信する。別に好きだったわけじゃない。
ただ、中学まで父の仕事の関係で転校ばっかりで誰かとの強い思い出なんかなかったから覚えてただけだと自分に言い聞かせる。女の子のグループに入れてもらってもまたすぐ転校だから、なるべく友達作りを避けてきた。
と、そこに目の前に燃えるような赤い髪の男の子が倒れていた。それが出会いだった。その子は誰かにボコボコにされていて血が出ていたのでバンソコウを貼ってあげた。
お礼にヤな奴いたら殴ってやろうか、俺。それに対していらない、と。そこで彼からキスされそうになってビンタ。そのシーンを女の子グループに見られており「私たちといるより男子といるほうが楽しそうだし」と避けられてしまう。1つ年上の校内一の不良で誰も近づけないけど密かに女子に人気があるとあとから知った。
別にどうせまたすぐ引っ越すし。と強がってたけど涙がポロポロ。「あんたと話したら友達が仲間に入れてくれなくなった。でも私、別に明日引っ越すからいいけど。あっちで友達できなかったらどうしよう」と男の子に言います。
本当は怖かった。いつも。
そしたら彼は「大丈夫だ。俺にビンタ張った女はおまえだけだ」手を握ってくれて「自信を持て!おまえは強い!」と励ましてくれた。それが冒頭に繋がる「頑張れ!!」なのです。
10年前 私に小さな勇気をくれた名前も知らない男の子の名前を、その時に知ります。その後、職場に新しく入ってきた人がなんとその彼でした。
主人公には彼氏がいます。その赤髪の男の子と結婚式以来の再会を職場で果たします。これからの展開もとてもキュンキュンします。
特に中学時代の回想シーンが泣けました。by さよならソルティー- 2
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4.0
一途とはこういうこと
中学時代の思い出をずっと大切に心にしまっていて、いつかまた会えると信じていた仙崎。男性なのにすごく一途で良かったです。
一方の柚は再会して自分が仙崎に惹かれているのに、恋人の森羅と別れられず、どちらを選ぶのか最後まで結末が見えなかったです。
仙崎の素性がはっきり描かれなかったのと、森羅と別れずに仙崎と関係を持った柚の行動は賛否が分かれる気がするので、☆ひとつ減らしました。- 2
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4.0
表情も綺麗で…
絵も綺麗で、丁寧に描かれていたので読み易かったです。
中学生の頃の恋愛をずっと覚えてる男子とかいるものなのかな?と少し不思議に感じましたけど。表情も綺麗に描かれていたので、最後まで楽しんで読めました。by 下天の闇- 1
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5.0
絵が綺麗で読みやすかったです。
感情の変化も丁寧に書いてあり、主人公を応援しやすかったです。by りんご58- 4
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4.0
作者さん買いです。彼氏の森羅が良い男すぎて、その彼をふらなければならないシーンが切なかったですが、仙崎も主人公のことを想い続ける一途な男性で、魅力的でした。面白かったです。
by はらぺこきりん- 0
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