【ネタバレあり】茶色の小瓶のレビューと感想
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文月今日子さん。大好き。
この方の描く「クールだったり飄々としてたりするその内面に、強さや弱さ、激情が溢れている」人物がとても好きです。最近も「銀流沙宮殿」が忘れられなくて探して読んだところ。。
絵柄は古いかもしれませんが、今見てもいいなあと思う。
なんとなく清水玲子さんにつながる雰囲気ですよね。清水さんも文月さんの漫画が大好きと言われていたような覚えがあります。
「茶色の小瓶」継子の女の子を巡る幼馴染達の恋のお話。
「スー・セント・マリーの恋」記憶喪失の男性とすれ違う女の子の無償の愛が哀しい。
「ファランドール」フランス映画みたい。ヒロインは悪女、そして悲劇版のサウンドオブミュージック。最後のシーンもいい。
「ホワイトロマンス」雪が降る町のこれも三角関係の物語。
「海苑」突然現れた死んだ父の娘。純粋な心に惹かれるやり手銀行マンの彼。哀しいお話。
「制服のマリア」文月さんらしい、強くて可愛い女の子の秘めた思い。コミカルで切ないお話。ハッピーエンド、かな?
どれも雰囲気のある素敵なお話です♡by 日和みみ- 0
5.0