【ネタバレあり】町でうわさの天狗の子のレビューと感想（5ページ目）

王道中の王道といえる少女漫画です。問題を抱えてる秋姫と幼馴染みとして寄り添っている瞬ちゃん、クラスメートとの友情、初恋に失恋…秋姫と瞬ちゃんの通じ合っていく展開の丁寧さ、どのシーンもキュンとしました。また、紅葉ちゃんの気持ちをはっきりさせないけど、読み取ると切なくなって、登場人物のまとめ方が良かったです。

きっと今も日本のどこかにあるのかな

どこかの田舎町にもしかしたら、今でもあるのかもしれない…今の乾いた時代であるからこそ、懐かしくホッとし、そう思わせる読後感でした。何気ない日常から後半のどうなるのかといったドキドキハラハラ感も一気に読み進むに値あり☆です。

天狗、鬼、狐、狸や白蛇…眷属たちやクラスメートたち、各種族派閥たちのキャラや何気ない会話も楽しく、主人公・秋姫の運命も、和らげてくれています。町の人々もこの非日常的にみえる現実をごくごく当たり前に受け入れてる様があまりにも普通で、ほっこりとした世界観を作り出しています♪（三郎坊の薬局でのくだりは特に良く表れてますね）

天狗道でのクライマックスは圧巻で、いよっ！待ってました！と笑

ハッピーエンド後も、あたりまえだけど、愛おしい時間が、ゆっくりと優しく流れていくんだなと、想像できる良いものでした。

わたし的に思い残すことは、天狗父ちゃんの素顔？天狗の仮面の下の顔が気になる！笑

安心

お幸せに❤
その後の二人も読んでみたい。

もうね、

大好き。

天狗とかファンタジーな所もあるのに、こんなにすんなり日常に溶け込んでて自然過ぎて、そういうこともあるよねーって感じに仕立て上げるのが凄い！

そして、登場人物に悪い人がいないのに話がちゃんと成り立つ所も凄い。

もうみんな大好き(∩´∀`∩)
みんな幸せになって欲しい。

瞬ちゃんが！

ずっとまっすぐに秋姫を想い続けた瞬ちゃん、もう最高でした。
ほんとに頼りになる！瞬ちゃんがいる時の安心感はハンパないです！

最後はハッピーエンドでしたが…
天狗になって長生きする瞬ちゃん、一方秋姫は普通の女の子になって、普通に歳をとって普通に死んでいくのかな。その後のことを考えると切ない…。
助けに来た瞬臣坊たちは、秋姫をと瞬を助けるために100年間修行を頑張ったんだと思うと泣けました。

秋姫と瞬ちゃんだけでなく、周りのキャラクターも個性があって愛着がわきます。
眷属たちも学校のみんなもそれぞれキャラ立ちしていて、三郎坊の恋のその後もすごく気になる！

物語の設定もとても自然で、日本のどこかに本当にありそうな街が描かれています。

出てくる人みんなが、まっすぐで純粋で、読んでいて心が洗われました。

129話と少し長いですが、1話のボリュームもしっかりしていて40ポイントだし、無駄なとこれろがないと思うので、買って損は無いと思いました。
とっても素敵な作品なので、おすすめします。

あまり絵は好みじゃないし、なんとなく読み始めただけだけど、どんどんはまってしまった感じ。瞬ちゃんカッコいい！秋姫も天然な感じだけどまわりを思いやっていてかわいいです。二人のその後がもっと見たかったなーと言った感じです。瞬ちゃんの最後、秋姫にストレートに告白するのがたまりませんでした！！！その他のキャラもそれぞれにいい味だしてて良かったです。

まだ、途中ですが

楽しく読ませてもらってます。
天狗の娘というファンタジーな設定ながら、 悩みが恋愛だったり友情だったり親のことだったりと10代にありがちな内容でほのぼのします。

話がよく練ってあって面白かった。
天狗じゃなくなった主人公は普通に年取って死に、
ヒーローはその後も1人で生き続けるのかと想像すると切ない。

最後まで読んでから読み返すとこのときのこれが伏線になってたんだという気付きがけっこうたくさんある。最初は最後の方がモノローグばかりの駆け足展開に見えたけど、実はよく練られた話だったんだなあ。天狗が普通にそのへんにいる世界観、とてもいいです。この世界観で永遠にスピンオフ作ってほしいくらい。

ドラえもんなイメージ

単行本で全て読みました。
最初、どんなテンションで読めば良いのか分からなかったのですが、巻末に作者の過去話の四コマ漫画がありそれを読んで「作者はこんな面白い完成で、こんな気持ちで読めば良いのだ」と分かりました。宅配便のお兄さん話が面白い。
主人公以外が清々しいまでのブスばっかりで面白いです。親友さえもブスで面白いです。学年一のイケメンをかませ犬にするだなんて、なんて恐ろしい天狗の子！
何話かすっ飛ばして読んでいるような気になりました、ちゃんと読んでいるのに。話のつながりがいまひとつ分かりにくいこともあり。
後半はいきなりやってくる壮大な物語。テレビ版のドラえもんを見ていたはずなのに、いつのまにか映画版ドラえもんになっていて、なんだこの壮大な物語はっ⁉️フワフワ読んでいたのになんで、こんなに壮大なんやっ⁉️という気分でした。
個人的にはキツネと化粧品店の娘さんの恋路の話が好きです。

最後はクラスメイト達が年寄りになったけど、主人公達は時空の狭間にいたため、続きの高校生活をラブラブと過ごした、という解釈でえぇんやろか。