みんなのレビューと感想「狼陛下の花嫁」（ネタバレ非表示）（57ページ目）

お決まりパターンで安心して読んでいけます。
ヘタレと思っていたヒーローが実は狼だったというわりとありがちなストーリーですが、
独特の世界観での展開でそのあたりも別に楽しめます。
王道だからこそバッチシきゅんきゅんできますよ。

偽の花嫁という仕事っていうところから、どんな話の展開になるのか楽しみでした。相手の狼陛下は、プライベートでは仔犬のようで、そのギャップに主人公と同様、読んでいる自分も振り回されます。2人がお互いを想いながらもなかなかくっつかない、もどかしさや、切なさ、ときには主人公のコミカルさに笑いつつ、ハマってしまうお話です。

展開はかなりゆっくり

展開は長編なだけあって、かなりゆっくりだけど、笑えるところもあったり、キュンキュンするところもたくさんあります！
お互いのことを思いやる感じがとても好きです。
絵も好きです。
ただ、お笑いのところは結構ミニキャラっぽい感じが多くギャグ漫画みたいに感じるので星４で。

狼陛下と仔犬陛下の使い分けが上手過ぎていつのまにか狼陛下に惹かれています。
夕鈴の真っ直ぐな姿も可愛いです。
しかし、キスするまでがわたしにはとーーーっても長く感じてしまい、そこまで伸ばさなくても;とは思ってしまいました。

コイスルオトメな夕鈴に誰もが知ってるトキメキをいつも思い出させてくれるまんがです。臨時の花嫁になった事で狼陛下の溺愛、寵愛にメロメロになりますが他の人の前とのギャップがまた最高に刺激的でドンドン惹かれていきます

すごく好きなんだけど

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まだ若いのにきわめて有能で、過去に憂いがある、二面性を備えた狼陛下に、すごくゾクゾクしながら読了。
良かったし、好きなんだけど、いろいろツッコミたくなってしまうところも多かった作品。
長期連載で絵の特徴がけっこう変わってしまったところも、少し残念。
ストーリーに多少は強引なところがなければ物語が進まないと分かりつつ、夕鈴が基本すごくお節介で、騒々しいところ、すぐ取り乱してパニックになるし、そういうところが陛下にはたまらないみたいだったけど、私はなぜかそこでいつも盛り下がってしまう・・。
たぶん、一つは、作中の「後宮」で紫禁城とか内裏を思い浮かべてしまうせい。
紫禁城だと、仕える官僚は間違いが起こらないように去勢が必須だった宦官しかいないはず・・とか。
内裏なら、主上の奥方ともあろう高貴な女性は、夫たる主上以外には絶対に姿を見せるはずがない・・とか、そんなちょっとした部分が自分の中でストーリーの邪魔をして、フィクションでも本来厳格であろう場に比して、夕鈴がひどく出しゃばりで迂闊な女性に見えてきてしまった。
計算や策略には無縁なところが夕鈴の美点だけど、あと先考えない行動とか、賢さや融通、臨機応変といった観点のなさそうな面倒な振る舞いが少しずつ気になって、陛下がフビンになったり。
陛下の妃になってからは、修行がすごく大変そうだったけど、「なぜバイト時代に必要な部分だけでも学んでおかなかった！？宮中や後宮の核心に触れる以外の範囲だけでも身につけておくべきだったのに！」とか、陛下そっちのけで、修行に邁進する自分を肯定するあたり、「いやいや、一番大事なのは癒しを与えて世継ぎをつくることでしょ！」とか、読む自分の雑念が多くて、どちらかというと夕鈴に感情移入するよりも陛下に同情してしまって、陛下はそんなこと思ってないのに、「空気読めないじゃじゃ馬嫁、夕鈴」みたいに思ってしまったり。
そして掲載誌の都合上か、立場的にすごく大事だったはずの「世継ぎを身ごもる件」が、読者には何の前触れもなく陛下と夕鈴との間だけで（たぶん）進んでいて、唐突な夕鈴の記憶喪失で露見するという不思議・・。
ともあれ、ハッピーエンドで良かった。

まるでハーレクイーン

まるでハーレクイーンは、伊達じゃないですよ！
偽物が本物になるまでの話ですからね、まさに王道でしょ！
それに、陛下がカッコいい！
子犬と狼なんて素敵です！
ドラマCDにもなってまして、豪華キャストでこちらもお勧めです！

いつまで

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陛下の二面性がステキ！
仕事が出来て、でもいえには持ち帰りせず、甘え上手だなんて完璧な夫。
それにしても、話しがかなり続いているようで、どんな展開で続くのかしら？
花嫁にはしてもらえるのかな？
節約家な花嫁。良いかも〜

絵柄の好みはありますが、主人公の言動行動が面白いです

無理はある。

所々に無理はあるが、冷酷の王様とバイトの妃。
だんだん恋愛が進むのですがいろいろと、問題は起きるし恋敵は恋敵になりきれずな所にいろいろもやっと感や、最後の部分も少々強引ではあります。
敵は敵にならず平和な国の冷酷王様感はぬぎいきれませんが、少女漫画なのでほんわかしていてよいと思います。