みんなのレビューと感想「サプリ」（ネタバレ非表示）

好きな時もあったかな

言葉で全てを語らない
会話はあるけど、各々の思考を極力抑えてストーリーを描く作者さん。
それが苦手で、でも当時流行ってたし理解したいみたいな変な意識があった時に読んでた。
でも、なんか抽象的過ぎて、ただただそんな感じがする場面もあり、皆さん理解出来てるのか？って思いながら読んでた。
結局この手の漫画はやはり言いたい事が分からなすぎて疲れを感じる。
私には現実的ではないからこそ読めてたのかな。

ちょっとハマれない

恋と仕事を両立する27歳のOLとの対比っていうのは分かるんだけど、今の時代にあの40代後半の女性は老けすぎかな～。

広告代理店でバリバリ働く女性、というのは読んでて面白そうだけど、なんだか絵の品がよろしくない感じが自分に合わないなと感じた。

絵がとても綺麗で見入ってしまいます。出てくる男性みんなかっこよくて、女性も嫌いになれないし、色っぽいです

90年代

携帯電話の形状とか不況の有り様とか価値観とかが90年代くらいの作品かな。すっかり廃れたかつての当たり前を取り除くと、今も変わらぬ普遍的なものがよく見えてきて面白かった。

働く女

働く女の仕事と恋愛、人間模様にどんどん読み進めてしまいます。早くに子供を産んだので20代、こんなに一生懸命仕事をしていたかったなぁと今更ながら思ってしまいます。

上流のひと

主人公は美人で仕事にも恵まれ経済状況もおそらく良い。あくまで上流のひとです。しかもまだ若い。共感できたならあたなたも上流のひと。

分からない

プライベートより仕事
やりがいのある仕事
23で結婚して24で出産
25でシングル
生きるための仕事
子供のための仕事
出来ることなら働きたくないのが本音

平成初期のリアルかも

絵柄も、ストーリーも、平成に変わって暫くした頃の時代を思い出します。
バリバリ働けないけど頑張らざるを得ない女子。
バリバリやれてそうで、そうではなかった女子。
残念なのは男性の見分けがつきにくいこと。
何回か読み返しても久々に登場する人は分からなくなります。

これは素敵だ。

絵の中で鯉が泳いでたり、花がどっと開花したり、星がふりそそいだり、心理描写に背景が呼応して、映画みたいでした。主人公の心情も丁寧に描かれてあって素敵。人生ってホントこんな感じだよねと言いたくなる。幸せになりたかったら、つかみにいけ！というメッセージが聞こえました。