みんなのレビューと感想「目を閉じて抱いて」（ネタバレ非表示）（12ページ目）

衝撃の中に悲しみも描かれているところがいい。この頃の作品が文学的で好きです。この後、エッセイっぽい作品が多くなると愚痴や悪口が多くなるので離れてしまいました。

目を閉じて抱いて、を、無料のページだけ途中まで読みました。
内田春菊先生の作品はいくつかよませてもらっています。
独特のシュールなストーリーだったり、絵は東京電力の電子ちゃんだなーと、思いながら読んだりしてまし

すごすぎる男女の業

過激な性描写があるものの、そこはそれほど問題ではなくて人間誰でも持っている、鈍感な残酷さ、異常なまでの女のわがままさを描いている。それが、当事者本人だけでなく、第三者、他人を通してまた描き直している。

だから人間はドロドロの関係性の中でその人間が作られていくのであり、また他人の数だけその人格が1人の中に何人も都合よく存在する。とてつもなく優秀な作品だと思う。

また結婚について悩んでいる女性に是非読んでもらいたい作品です。

最高峰

このさくひんが、うち田しゅんぎくせんせいのさいこうほうだ、とおもわれます。
きゅうきょくの、エロスと、しゃかいへのもんだいてい起と。
りょうせい具ゆうについては、はじめて、知りました。母子手ちょうの性別に、男と女の間に不明があったのを子供心に不思議に思っていました。

内田先生のお話が好きで、こちらは初めてですがまずはためし読みしてみました。大人のためのマンガだと思いました。性の多様なあり方を考えさせるマンガはなかなかなくて、貴重な作品ですね。続きが気になってしまい、ポイントたまったら読破したい。

いまでこそ

今でこそ何かと話題のLGTBだが、この時代に描かれたことに先見の明を感じます。
作者はこうゆうどぎつい世界をえがくのが本当にうまい。

内田先生はクズ男を描くのが上手なことで有名ですが、
これは主人公がクズじゃない作品だけど、本当に面白い

こんなニューハーフの方がいたら、男でも女でも夢中になってしまいますね、
不思議な感覚になる話です。

さすがこの作者さん...衝撃的なはじまりで、思わず続きがきになってしまいます。この作品がでた頃は、今よりもっと高い壁があったのだろうなぁ。

花房さん

とっても魅力的ですよね。
ハマってしまったらもう最後っていうか。
男でも女でもない？人間って不思議だなあ。

両生具有の

主人公が抱える孤独と美しさ。
彼女に出会うもの皆夢中になり、人生を狂わす。でもそれは何て幸せな事だろうか？
ちなみに私は作中に出てきたタルタルステーキがどうしても食べたくて、未だにネットで探しています。
死ぬまでに絶対食べてみたいです。