みんなのレビューと感想「ぴんとこな」（ネタバレ非表示）（10ページ目）

TVドラマ版より面白いです。

当時TVドラマを見て購入しましたが、漫画の方が遥かに面白くて深いです。異色の歌舞伎マンガで、とても斬新でした。

完成度は高い

この作家先生の作品は基本的に好きです。

ただ、あくまで私の個人的な意見ですが
ラストがいつも物足りないのです。

でも。
未来に繋げて
「まだまだこれからだよー」
というのは伝わります。

頂点に上り詰めたところで
ラストにしちゃうと
あとは落ちてくわけで

「まだこれからだよ」の方が
楽しいですもんね。

ただ、ラストのラストで
感慨深く終わる話も読んでみたい。

今回もたたみかけるように
終わっちゃったなあ…という感じ。

「あー読み切ったー！」
というのが読みたい

と思ったりもするので
星はひとつ減らしました。

そうは言っても

この作品は読み応えがありました。

登場人物の心の揺れやらが
いろいろ描かれているのは
さすがだなと思ったし

性格悪い奴でも
可愛いところがあるキャラが多かったし

歌舞伎をよく知らない自分にとっては
参考にもなったし

概ね満足しています。
(なんだか偉そうな感じですみません)

まるで長編映画を観ているよう❤️

歌舞伎という表現者が主役の為か、10代とはいえ抱えている物の奥が深く、読み進めていく毎にハマります。
恭之助君と一弥君がお互いの才能を認め必要としながらも距離が出来てしまい、その間にも自分を高める努力を続け、会えば牽制しあってしまったりするのは、かけ引きをしない10代らしいなーと感心してしまいます。
あやめちゃんとの出会いが一弥君の人生を変え、また恭之助君もあやめちゃんを一途に思い彼女にこれからの歌舞伎人生の歩むべき道を示してもらい伴侶となる（かも）のですから、彼女の運は凄い！
実際の歌舞伎役者さんをぴんとこな登場人物に当てはめて妄想して楽しんでいました。
着物を着た人物の動く様を描くのは本当に難しいのに、若者からベテラン迄惚れ惚れする程上手く描かれていて感心します。
続編を強く望むくらい皆様にお勧めしたい作品です。

詳しい

歌舞伎の世界は、難しいと思いながらもついつい読み続けてしまう。キャラも良いし、主人公の葛藤や歌舞伎の独特な世界も知れて楽しい。

面白かった！

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最初は主人公あやめのお話かと思っていたら、違った！そしてあやめはヒロインというよりめっちゃ脇役だった笑
恋敵、お前がヒロインか！

とにかくいい！

話の展開も、わかりやすさも、絵も全部いい！特に歌舞伎が題材なのは、その業界を知らない読者にも興味が湧くし、日本の芸能、文化を知るうえで、めちゃくちゃ楽しめる。

絵の美しさと和の文化の魅力。

美しい絵柄と歌舞伎の世界がマッチしていてとても魅力的。
ライバル達にイラつきはするけれどなんだかんだで許してしまう。

絵が好きです。男の子がかっこいい。歌舞伎にはあまり興味がなかったのですが、無料だったので読んでみたらなかなか面白かったです。歌舞伎を通して、成長していったり、葛藤があったり、時々笑いもはいっいて読み応えあります。

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ここで数話読んでから、書店でコミックを大人買いしました。
最終話まで読み終えましたが、正直なところ消化不良な感じが否めませんでした。
もっと単純にハッピーエンドを期待しながら読んでいたので、個人的には少し残念です。
作品としては、とても良い作品だと思います。

歌舞伎への愛溢れる作品。きっとこれはラブストーリーがテーマではなく、舞台に立つ人達の素顔がテーマ。ヒロ君へのバッシングが多い気がしますが、彼の立場に立てば仕方がないと思います。御曹司は生まれながらに華がある、というのは事実だと思うな。