【ネタバレあり】ヴァージンリッパーのレビューと感想

面白い！

ケロケロチャイム世代の私にとっては、内容がら大人な話なので楽しいです。
主人公が、臓器移植のためのクローン人間という設定も良いです。

突然いなくなって

死神になって自分の仕事をしなければ地獄へ堕とされてしまうもし、ゆるしのときがきたら天国へ行ける。信頼していた人が突然裏切って行ってしまった。

藤田まぐろ先生のまんがとはきずかず、よんでいるうちに、らしさが垣間見れてきずきました。なんとなくテイストがかわった？
昔ののほほーんな感じとは違うんだな、と。

世界観好き！

藤田まぐろさん、ﾃﾞﾋﾞｭｰしてからｹﾛｹﾛまでずっとﾁｪｯｸしてました。ふと、名前を思いだし、検索。このお話は完結していたので、お試しで読んで、どんどん先が気になり、最後まで読んでしまいました！
短編、ほっこり系のイメージが強く、こんな壮大で、素敵なお話が描ける方だったんだと驚きました。お色気的なところがちょこちょこありますが、こういう神々の世界の話では必要なことなのかな。もともと藤田さんの女の子は胸もあって、太ももふっくらでしたが、嫌らしさはなかったので、気になりませんでした。あとは少女漫画だとキャラクターが多いとキャラの違いがわかりにくかったりしますが、そんなこともなく。似せてるところは、それはそれで意味がありますし、大好きな絵は昔より少し大人っぽくなっていましたが、雰囲気は変わらず良かったと思います。前は横顔が違和感あったんですが、それもうまくなっている！
懐かしい反面、新しいものを見てる感じもして良かったです。
最後まで読まないと、全ての真相はわかりません！悲しい悲劇が満載でしたが、絵が可愛らしく、主人公のヒカリのキャラクターがとても良かったので、なんとか幸せになって欲しい一心で読みました。
アラフォーになり、普段はドロドロなものや、エグいものばっかり読んでる気もしますが、それでもこのお話は特に物足りないという感じもなく、楽しく読めました。

懐かしい作者

作者買いです。藤田まぐろさんといえばケロケロちゃいむという世代なので思わず購入。まぐろワールドっぽーいと嬉しくなった反面、やっぱり年齢層から自分が外れてしまっているのもあって内容が今の自分にハマらず…でもちゃんと作り込まれてて面白いお話です。

ケロちゃから先生繋がりで1話読みましたが、とっても大人な内容になっててビックリ！！でも世代的には今調度いいです。自分と死後の世界について結構考えちゃうから、このすべて決めてる石ってのが面白いです。自殺者が死神なのも世界観がすごい。ただ、死に方も決められているなら、死神になった人は選ばれて死神にされた人なのかな？まだ分からなくて続きが気になりました！

自殺で死んだら死神として働かなくてはいけないんだ。ヒカリは死神だけど他の死神と違って、死んだ人の魂の事を考えたりする優しい死神。ヒカリには生まれからいろいろな秘密があるみたいだからそれも気になります。

ケロケロちゃいむの頃、本誌で読んでいた先生です。
懐かしさに読みにきたのですが、昔と同じようなファンタジーを盛り込みつつ少し大人の世界観が盛り込まれるようになったのですね。
あれが二人のハッピーエンドなら、それはそれでアリなのかな。

この世界観すきです。
運命は全て決まっているけど、それを途中で投げ出して、自殺したからダメって事ですよね？だから地獄に行っちゃう。
絵も可愛いし、引き込まれていきました。

ちょっと謎が

自さつ＝罪
それを償うために死神として働く。
のはいいんですが、自さつするかどうかも
最初から決められているんですよね？
となると、運命に逆らったわけではないのだし、罪とさせられるのは矛盾を感じるのですが…。
そのあたりに疑問ありで司令官は奪取したのでしょうか？
まだ全然わかりませんが先が気になります。