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吸血鬼との戦い
伝説の生き物と考えられていた吸血鬼がいるという島に、訪れた主人公の明とその仲間達、次々に仲間が殺られていくなか、明の実の兄が登場して、親玉の雅との戦いを画く
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伝説の生き物と考えられていた吸血鬼がいるという島に、訪れた主人公の明とその仲間達、次々に仲間が殺られていくなか、明の実の兄が登場して、親玉の雅との戦いを画く
人間の血を吸うところは気持ち悪いが見ごたえがありついつい読んでしまう作品。話数が多すぎて最後まで読むには何ptかかるのかと思うと途中で諦めてしまうかも。。。ストーリーは面白いので読んでて飽きないのがいい。
彼岸島に到着するまでの話は、正直あまりハマらなかったのですが…次々に明かされていく彼岸島と吸血鬼の話にのめり込みました。終盤の、ケンちゃんが吸血鬼化してから死ぬまでの過程が本当に切なかったです。。ユキを助けたいのは皆同じで、皆で本土に帰ろうって約束したのに…。ボロボロ泣きました(T^T)
ストーリー設定は面白い。人物、特に顔はかなり下手だが背景は細部まで描き込まれ、デッサン力はあると思う。話がなかなか進まず同じ台詞の繰り返しでまどろっこしいし(ほんの2〜3分の出来事に数話使われるなんてザラ)、前話の終わりと今話の始まり、今話の終わりが次話の始まりと被っていて、それぞれ二回ずつ読まされるので尚更進みが遅く頁の無駄遣いに感じる。それでも、どう決着をつけるのか気になって最後まで読み切ると、主人公と吸血鬼のボスは話にならない程の力の差で、しかも『終わらない』。最後の47日間編へと続き、それがまた長い。これだけ長い話を、結末が気になるが為に苛々しつつも読み進めたのに終わらないって、詐欺じゃん。作品解説に明記するべきでは?回収されない多数の伏線、コロコロ変わる主人公の一人称、ストーリーの各種設定(Aと云う設定だった筈なのに、途中で恰かも最初からBだったかの様に変わっている。それもいつの間にかCになったかと思ったらCなんて無かった事になってて…)、室内で座って味方と話している時ですら常にハアハアハアハア。続編はそれなりに面白かったが此方は期待外れだった。