みんなのレビューと感想「アイシテル ~海容~」(ネタバレ非表示)(10ページ目)

アイシテル ~海容~
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作家
配信話数
全28話完結(20~40pt)

「講談社春のマンガまつり2025」対象作品! ※2025年5月6日(火)23:59まで

みんなの評価

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4.2 評価:4.2 210件
評価5 48% 101
評価4 30% 64
評価3 16% 34
評価2 3% 6
評価1 2% 5
91 - 100件目/全101件

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  1. 評価:5.000 5.0

    旦那にも読んでほしい漫画

    ネタバレ レビューを表示する

    清貴ちゃんが亡くなってからの描写は最後まで涙が止まらず一気に読みました。
    私はまだ子育てした事のない、お腹に子供のいる新ママです。

    漫画の紹介文に「犯人が11歳」とあり、「どうしてそんな子供が?」と気になって購入しました。
    テレビで未成年の犯罪や、大人による心無い犯罪を見ると、いつも「ありえない。ネットやゲームばかり蔓延してて泥臭い遊びや人間同士の関わりが希薄になってるせいだ」
    と思っていました。

    この漫画は、心が育たない事が単にそれだけじゃないのかもしれないと思わされました。

    被疑者の親も、手作りの物を愛情込めてつくってあげる様な、一所懸命子供に尽くしてきた母親であり、全くの無関心ではなかった事、
    子供のSOSの時に気付けなかった、受け止められなかった、事が「自分なら絶対にありえない」様な他人事とも思えませんでした。

    父親は確かに父親としての自覚が足りないと思いますが、
    母親は…
    そりゃー1人で全部抱えてたら子供に押し付けがましい事の一言二言位言っちゃう事あるでしょう、と思ってしまいました。

    日常生活の細かい不満はどこの家でもありそうな事、被疑者の子供が辛かった時に気づかなかった受け止めれなかった事が一番の原因かなと思います。
    事件さえなければ…
    押し付けがましいと感じてはいても色々としてくれている母親とあそこまでスレ違う事はなかったのでは、と思い、辛い気持ちになりました。

    愛情が伝わらなかった、色々しているのに伝わっていない、反抗期だからかなと変化を見過ごし、更にすれ違っていく…
    思いがあっても、愛情を伝えるって難しいのだなと考えさせられました。

    私も、人にいい母親と思われる事、立派な事をすれば良いというわけではなく、母として何が一番大切か、忘れない様に生きていきたいなと思いました。

    あと、予定日が3ヶ月後で、出産の痛みに凄くビビっているここ最近ですが、心をどこかに置き忘れてきた裕一くんが命の大切さを感じれる瞬間、命を奪った事の重みをようやく実感した瞬間を見て、少し勇気が湧きました。

    「出産の痛みは女の宿命・通らなければいけない壁」と思っていましたが、これを見て「命を生み出すことが出来る女は素晴らしい生き物なんだ、痛い思いをして産む事も、女の特権なのかもしれない」と思えました。

    ありがとうございます

    by 匿名希望
    • 18
  2. 評価:5.000 5.0

    心にずっしりとのしかかる作品

    ネタバレ レビューを表示する

    久々に重く、読んでて辛い作品でした。
    ネットの闇の深さとネット社会の恐ろしさ、人の心の弱さが存分に描かれた、とてもいい作品だと思います。

    見ているだけの私達が一番気をつけなければならない事がきちんと書かれているのもまたいいですね。
    加害者もまた被害者でありうる事、マスコミやネット住民、テレビや新聞を見ているだけの、全くの第三者が新たに加害者となりうる事。
    正義面してネットに情報を上げては拡散し、加害者を徹底的に攻撃する自分勝手なその行動は、被害者宅に押しかけて写真だインタビューだと言いながら攻撃する自分勝手なマスコミと何一つ変わりやしない。
    そしてそれらの行動がまた、新たな被害者を生み出しかねないという事を、誰1人として考えもせずに行動する。
    それを煽るのもまたマスコミです。
    手柄や名声、トップ記事やセンセーション、そんなものしかない癖に被害者遺族を大いに苦しめる。セカンドレいプみたいなもんですね。
    改めて不愉快な存在だと思いました。

    被害者遺族と加害者の家族が歩み寄るなんて、一番の皮肉。
    身近な人にでさえ理解されず、寄り添っても貰えず、好奇の目で見られたり腫れ物扱いしかされない。

    ともあれ被害者の母と加害者の母、相反する中で共通点があり、またお互いを思いやる事が出来る、そんな人が今の世の中にどれだけいるのだろう?


    被害者遺族、加害者家族、加害者本人。
    そして、そこに寄り添う福祉の方々。
    全員の気持ちが痛いほど伝わってくるし、本当に色んな事を考えさせられました。

    少年犯罪の闇の深さを常に作り出しているのは、家族は勿論、無関係であるはずの我々大人だという事を忘れてはいけませんね。

    by 匿名希望
    • 16
  3. 評価:5.000 5.0

    ホントにオススメ

    レビューの通り、ホントに良かったです。子育ての難しさを日々実感してますが、まさしくこれは幼稚園や保育園から小中高生を持つ母親みんなに読んでもらいたいです。
    欲を言えばもう少しキレイな絵が良かったですね。

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    考えさせられる作品

    TVドラマでやっていた時、同じ年頃の小学生の子がいて、もし自分が被害者、加害者の両方の母親なら?どーするだろ?
    自分の子育ては、どーだろ?
    と、考えて見てました。
    また、同じ作品を読み、また同じく考えてしまいました。

    どちらかが、大人だったら起きなかった事件。被害者、加害者が、未熟で純粋さが残る小学生だったからこそ起きた事件。

    子にとって良い母とは、なんだろ?子を愛さない母などいないはずなのに、近すぎて気づけない、多忙の中で見過ごす子からのサイン。
    悲しく重いテーマの作品ですが、読んでおくべきだと思います。

    • 21
  5. 評価:5.000 5.0

    とても素敵な作品でした

    今まで読んだストーリーの中ではダントツです。。。

    涙が止まらないというよりうめきながら読んでしまいました。

    ちょうど私にも7歳離れた弟がいて
    まさに母の愛は弟に溺愛そのもの
    私からしても うざい弟でした
    お姉ちゃんの感じる気持ちが手に取るようにわかり
    私とは家庭環境は違うものの
    感情がむき出しになり
    ストーリーの中に吸い込まれて読んでしまいました。

    罪を犯した側も
    犯された側も
    どちらも とても切なくて みんな
    母親と言う存在はどうであるべきか
    毎日考えているのかもしれません

    私も高校生の息子と中学生の息子の3人男の子👦を育てております。

    みんなかけがえのない存在で 同時にいつまでもかわいい存在ではありません。

    でも良いお母さんじゃなくても
    お母さんが貴女で良かった。と
    思ってもらえるような母になりたいなぁ~とあらためて思いました。

    個人差は有るかもしれませんが。

    めちゃコミで一番お奨めしたい作品でした。。。





    • 27
  6. 評価:5.000 5.0

    親子関係に悩む若い方にも!

    私は子育てしたことがないので完全に共感はしなかったのですが、登場する母親全員が共通して同じようなことに躓いたり悩んだりしていたのが印象的でした。

    読み終えてから、自分の親はどんな気持ちで自分を育てたのだろうかと思うと胸が締め付けられました。

    子育てに悩んでるママさん側は勿論、親子関係に悩んでる子供側にも読んで欲しい作品だと思います。

    by ems
    • 11
  7. 評価:5.000 5.0

    涙が止まらなかった

    私も子育て中ですが一人一人をちゃんと見ることが出来ているのか不安です。
    子供たちに淋しい思いをさせていないだろうかと考えさせられました。
    被害者の母、加害者の母の気持ちも痛いほど伝わってきます。
    育児中の母ならついやってしまうような、自分も同じような状況になりかねない設定に怖さを感じました。

    by 匿名希望
    • 15
  8. 評価:5.000 5.0

    子育てに疲れている人に読んでほしい

    子育てでイライラしがちな毎日でしたが、本作を読んで「我が子が当たり前に生きていることの幸せ」に気づかされました。
    同時に自分が我が子にとっていい母親であるのか…について考えるきっかけになりました。
    読み終わったあとに子どもを抱きしめたくなる作品。

    by 匿名希望
    • 18
  9. 評価:5.000 5.0

    どちらかが大人だったなら

    ネタバレ レビューを表示する

    色々なことが重なって起きた悲しい事件だったのだと思いました。

    親は皆完璧ではないですが、
    往々にして子供の心を分かってあげられないまま、大きなお世話をしてあげてしまいがちです。
    本当に大切にしなければならないのは、
    子供の心にちゃんと向き合うこと。

    多感な時期に子供と向き合うことをしないと、子供だって親に心を閉ざします。

    だけど子供にとって一番好きなのは母親なんです。


    昔、私も悪ガキに母をバカにされて無性に腹が立ったことを思い出しました。
    残酷ですが、子供って思ったことをつい口にしてしまう。
    悪気はないのにね。

    • 17
  10. 評価:5.000 5.0

    一気に読み耽りました

    内容は本当に切なくて、子供を持ってる方なら恐ろしく感じ尚且つ“親として”考えなきゃいけないテーマかもしれません。
    親だからの自己犠牲は周りの大人から見れば当たり前で、親だからの子への期待や教育や愛情は子供からすれば時にエゴでしかないんだと思いました。

    by kyo~
    • 15

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