みんなのレビューと感想「さくらん」（ネタバレ非表示）（12ページ目）

映画にもなった絢爛豪華な作品

映画として昔見たので、久しぶりに読んでみた！
安野モヨコの作品は、けっこう好きかも。
肉食女で自分を磨いてる女たちが、女同士争うのが多い。
この作品も。
花魁として生きる主人公が、計算したり、愛を知ったり、熱くスマートに生きていく。

大好きな作品です

切ない恋をしているときに読んでしまう。
大好きな作品。
何度読んでも飽きない。
きよ葉の気の強さがかっこいいがふとしたときに見せる弱さにぐっとくる

絵が綺麗

安野モヨコの絵のうまさと、報われない、余韻の残る物語構成が存分に発揮されてる作品。画集でも出したら美しくてウットリしそう。

絵が凄く綺麗です。ストーリーもしっかりしていて短いのにすっきり終わって良いです。昔はこんな感じなのかな！って思いながら楽しんで読めました。

映画も良かったけど、原作あるからこそでしょうか。こういう世界を描く漫画はわりとありますが、作者さんの色濃さが出ていて面白い。

蜷川実花監督、土屋アンナ主演で映画化されたさくらんですが、やっぱり原作も良いですね。安野モヨコの世界観が素敵です。

綺麗な世界観

華やかな花魁の世界観をこんなにも、綺麗に描く人がいるなんて…と感動して、何度も読み返しました。強気の女性が主人公なところも好きです！

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華やかに見える世界ほど、影が色濃くなる。
主人公は、 気が強いが健気なタイプ。
誰も信じない風にみえて、信じて傷つく。

遊女である前に人間。

当時はこんな辛い事が日常茶飯事だったのかと思います。

吉原が題材

廓言葉がいい〜
花魁道中の描写も華やかで素敵です
遊廓にいる女郎の強かさや弱さがうまく描かれていると思います

漫画を買って

実写映画化されたので、すぐに観に行きました。
男の極楽、女の地獄。
幼い身で親に売られて、身体を売る女性たちには涙が止まりません。
それでも置かれた場所でしたたかに美しく咲き誇る彼女達は私の目標です。
是非続編を出して欲しいです。