【ネタバレあり】淫獄の島～堕罪を犯した双子～のレビューと感想

主人公の蒼と囚われの紅羽の出逢いが運命的でした。
蒼も囚われの美少女だから、惹かれたのだろうけれども、紅羽が純粋に可愛いと思いました。

また、奈緒の気持ちも読み取れます。
いいところのお坊っちゃんである蒼と結婚すれば、不自由なく暮らせるから、あの手この手使ってでも手に入れたい。
そんな気持ちから、父親とも性行為をしてしまう。なんと大胆だけれども、人間的には面白い人でした。

この作者さんの性描写が好きで、読ませていただきましたが、今までの作品とは違い、少し表現的に怖いところも見受けられます。

体の一部が切り落とされるのが苦手な方は控えた方がいいかもしれません。

ちょっと。。

双子の男女が生まれては行けない…という因習めいた内容
双子の男女は、強く惹かれ合う…ということですが…隔離されていた双子の妹の方は、母親の旦那に犯されまくっているし…この男が気持ち悪かったです。いったいなんなの？何故、そんなに威張っているの？ ただの若い女が好きなだけなオヤジじゃないの？と思えました。
最後は悲しい結末でしたし…、一途な想いのために自らの足を…というところが痛々しかったです。幸せな結末にはならなかったけど…2人で逝けるなら…まぁ、いいのかな？

中途半端なｴｸﾞさに後だしｴﾋﾟｿｰﾄﾞ

登場人物の目的が全て中途半端で、何をしたいのか良く解らない。
婚約者→腹黒く描きたいんでしょうが裏付けが弱すぎ。家の格式を馬鹿にされたから？愛憎？お金？ただの淫・乱娘に見える。
兄→葛藤を描きたいんでしょうが優柔不断な最悪男に見える。結局どっちの女性も切りたくないだなって。
お手伝いさん→唯一の良い人かと思えば、後だしｴﾋﾟｿｰﾄﾞの息子が病気でお金目的。善意で匿ってるんじゃなく、金銭目的に見えてしまった描きかたが問題あるんじゃ？
義父→作者の描きかたで一番、性格・行動に一貫性あり納得出来た(笑)
母→存在感無し。説明だけで息子に執着してると書かれても、そんなｼｰﾝ1個も無い。
妹→人と接触無しで座敷牢のわりに普通。で！義父に嫌々ながら手・込めにされてるように見えない。気持ちとは裏腹に身体は…？いえいえそんな風にも見えない。読者サービス？そんなサービス要らない。

うーん。

絵も素敵で惹かれましたが、やっぱりラストが悲しいです…。
禁断の関係でも主人公二人が幸せになれればって思い、読みましたが…。
そういう話ですといわれれば、それまでなんですが。
絵はキレイですが悲しいお話です。

タブーな世界か

日野先生の作品は好きですが、初めてタブーに挑戦されたのかな？あとあと、実は兄妹ではなかった…という展開になるかもしれませんが、ちょっとドキドキです。地下牢の設定は個人的には好きです笑

ドロドロのお話

この作者さん、性愛ものの、
ドロドロしたお話が得意だと思う。
試し読みだけで、ものすごくひかれた。
『島に伝わるある掟』。
破るためにあるようなもの。

ちょっとシリアス

兄妹愛の話だけど、ラストはちょっと切ない…。

なんか読んでてスッキリせずに終わってしまったけど、展開的にはこの流れで終わってよかったのかも。

この作者さんは、絵は綺麗なので見てても飽きないかな。

無料分のみの感想です

蒼がなおのこと嫌いではない程度で関係もつとこが嫌だし、妹くれはに惹かれ始めるのは仕方ないけどなおとの関係がはっきりしてないのにな。と思わなくもない。義父がただ気持ち悪い。

あー

まぁ…いわゆるバッドエンドでしたね。結局奈緒の一人勝ちみたいな感じでしたけど、死んだ二人も一応は幸せだったんですかね。中々に悲しいおはなしでした。

大好きな日野先生の作品です。途中どうなることやらって思いましたが、結局は、、、という感じでなんだか心にグサッときました。