3.0
ファンタジーでエロくて切ない
吸血族の上司への忠誠心で尽くしまくる秘書の恋物語。
バンパイヤの特徴である日光、キリスト教の信仰心や十字架が苦手、生き血を食糧とするといった設定がこの物語で、とても効いています。
女性を昂らせて血を餮るなどは、いくら生きるためとはいえ、お側にいる身には辛いわ。里塚秘書さんよう耐えて。
有能な秘書でしかなかった花夜がなくてはならない存在になる当麻社長の心の動きのテンポは少し長い感じもするけど、吸血族だからそれくらいかかるよね。というか花夜の頑張りに振り向けー!とこっちも肩入れしてました。
定期的に吸血族の当麻社長とそれを慕う秘書の役割を説明されるのが、一気読みする私には煩わしいなと感じてしまいました。
また「長」のエピソードをもう少し絡ませて欲しかったです。
絵が綺麗で素敵な作品でした。
-
0