【ネタバレあり】天は赤い河のほとりのレビューと感想

懐かしい〜

今見ると色々ツッコミどころ満載な部分は多いものの、「古代オリエント×少女漫画」のフロンティアラインを築いた作品の一つと言えるでしょうか。
エジプトとヒッタイトとミタンニとキプロスの関係をなんとなくでもイメージしやすくなったのは有り難かった。
壮大な歴史大河…とみえて、物語の肝心な骨格が「悪い女王様の不思議な魔法」を基礎にしてるので、やはり子供のうちじゃないと読めなかったかもな…ご都合主義的展開も多いし…

オスマン帝国とか

全く興味なかったのに、この作品読んでから興味持つようになりました。エキゾチックで素敵。イシュタルとして主人公が成長していく菅本は実物です

単行本も買いました

古代史好きな人もある種のファンタジーと史実を組み合わせたかんじで楽しめると思います。
古代ヒッタイト帝国に現代から連れてこられたユーリ。ユーリを溺愛するカイル王子が色気があって格好良くて最高です。
諸悪の根源ナキア皇太后を、信頼できる部下たちと力を合わせて失脚に追い込めるか！？が見ものです。個人的にはユーリが現代に戻れる機会を敢えて放棄し、カイル王子とともにヒッタイト帝国のためにエジプトとの戦争に参戦し、カイル王子と結ばれるところが好きです。

主人公があざとい

元が少女漫画なものなので仕方ない部分があるのかなと思います。読んでみるとなかなか、主人公があざといな笑

と思わせる。詳しく言えば現代の人間が歴史あるエジプトにタイムスリップ…予防接種などを受けてきたユーリが感染病にかからない理由のひとつ。

そのことから、ユーリは神様と崇められるが、それが気持ち良くなってるのか何故、それをユーリが言わないのか？とか私は勘繰ってしまう笑

言えば昔の医学とやらを知りたくなってしまう。話のコンセプトが変わってしまう。テルマエロマエじゃん…ってな感じで…笑


まるで主人公の都合よく物語が作られて空想なのか妄想なのかと言いたくなるほどです。


でも、こういうところから歴史に入っていくキッカケとしてはアリかな？と思います。

まだ読み始めですが面白い！！

初っ端から物語の世界に引き摺り込まれます。
そして主人公も水溜まりに引き摺り込まれてしまいます！
なんだこれ。面白いぞ！
絵柄が古くてもここで読めるし評点も高いし名作だからかなと思ってちょっと読んだら止まりません！！

歴史的

西洋史の歴史の勉強にもなった。学生時代は、アニメで覚えれば覚えやすかったと思う。

面白い

懐かしさから読み返していますがやっぱり面白い。主人公ユーリがタイムスリップした先で生きていく覚悟をし様々な困難に立ち向かって行く様がカッコいいおすすめです

大好きな作家さんの大好きなお話です。スケールの壮大さと登場人物たちの心情や役割が秀逸で物語をより盛り上げているんですけど、どの人物にもドラマがあって最期を迎えてしまうたびに悲しくて切なくなりながら最後まで読みました。読んで後悔はないお話です。

めっちゃ好きで、書籍でも読んで、ウェブで読みたくてまたこちらで読み返しています。
カイルかっこよすぎる。

歴史物大好き

昔に読んだことがあり懐かしいです。歴史物大好きで特に古代史好き。なかなかここまで古代の漫画はないので興味深く読ませてもらってます。ちょっと残虐シーン怖いけど