【ネタバレあり】水に棲む花のレビューと感想（8ページ目）

ハッピーエンドなのがいい

こちらの漫画家さんの作品は、ハッピーエンドとはいえず、読後感が後味悪いのもありましたが…。
こちらの作品は、最後の六花の言葉が高校生らしく可愛くて、大好きな人とも結ばれて、ああよかったなと思いました。
壮大なファンタジーや世界観を求めている人には薄く感じられるかもしれませんが、個人的には楽しめました。

よく似たパターン

篠原さんが大好きです。
なので、このコミックもすべて持っています。
現代の話なんですが、元はずっとずっと遥か彼方から始まっていて、リッカはそれに導かれるように事故に遭ってしまいます。
グラス全員が乗ったバスが湖に落ちて全員死亡と言う悲惨な状況な起きます。
しかし、リッカだけは生き残ってしまうのです。
そしてそこから始まる水に関係する出来事。
そしてもう一人のリッカの出現。
ただ、残念なのは、どれを読んでも最後は何となくよく似た形をたどることが多いと言うこと。
過去からの繋がりや、水、天は～をおもいおこさせます。

修学旅行中のバス転落事故でたった一人生き残った二階堂六花｡｡｡
彼女が助かった理由。
それは単なる幸運ではなかったーーー。
体調が回復した彼女を信じられない出来事が次々と襲う!!!
水の中から現れたもう一人のリッカとの出会いが、六花の新たな運命の扉を開くが!?!?
天は赤い河のほとりもオススメ作品です♡

一気に読むと…

4人のメインキャラを通して、物語が進んでいき、とても読みやすいです。

当初は、黒龍の出水が主人公“六花”へのとても強い執着心があったのかと思いきや、後半は、女なんてどうでもいい。とか言い出し、最後は主人公の活躍もほとんどなし。

それでも、男の子キャラも魅力的で少年漫画のアクションものという見方もありかなと思います。

篠原先生の作品はどれも好きで、これも持っています。
絵がきれいで、扉絵の作品集を買ったくらいです。
長編が多い中、短編なのでいつもより読みやすいです。
これをみて、六花(立夏)と言う名前がすごく素敵だなと思いました。
水に関わるお話で、神秘的です。
バス事故で一人だけ生き残るなんてかなりつらいですよね。
先生の描く物語はいつもハラハラします。

ひきこまれる作品

面白かったです。水の世界になじんでく主人公。そこに不安と抵抗がまじり、ドキドキ、ハラハラしながら読みました。