Phrase.36 わしづかみ

あらすじ

▼第35話/早く抱いてよ▼第36話/わしづかみ▼第37話/歌姫▼第38話/疑問その1!▼第39話/テンション▼第40話/個人レッスン▼第41話/赤面▼第42話/ほんのり▼第43話/よろしくアドレナリン▼第44話/あかあおみどり▼第45話/煮詰まるヤング▼第46話/その日の朝▼第47話/スタア▼第48話/一瞬●主な登場人物/白波瀬歩(県立根戸ケ谷高校1年生。吹奏楽部でトランペットを担当)、芹生百合子(せりゅう・ゆりこ。根戸ケ谷高校2年生。吹奏楽部を引っ張る指揮者で、抜群のホルンの腕も持っているが、ノッてくると我を失い、何をしでかすかわからない困った人。東大を目指す才女でもある)、八田正一(歩を吹奏楽部に誘った友人。クラリネット担当)、村雨(トランペット担当)、助川照盛(芹生への興味から吹奏楽部に入部したお調子者。上手くはないが、いいセンスを持っていてトランペットを担当。1年生)、田端良久(芸大を目指すオーボエ奏者。吹奏楽部に入る気はサラサラ無かったが、しつこい勧誘に折れ、週イチならという条件付きで入部。2年生)●あらすじ/音楽室の使用権を巡って、合唱部顧問・高柳の前で演奏することになった吹奏楽部。助川は芹生の暴走を止めるため、背後に隠れ胸をもみまくる。だが演奏は上手くいかない。そして、高柳は「明日までに荷物をまとめておくように」と言って、部屋を出ていってしまった(第35話)。●本巻の特徴/手島の交渉により、実績を作れば音楽室に戻っていいということになった吹奏楽部は、体育館のステージで必死に練習する。日曜日には、芹生が各部員の家をまわって個人レッスン。中学時代に好きだった小島君に久しぶりに会い、励まされた芹生は、目標を音楽室の奪還どころか、野球でいえば甲子園、ラグビーでいえば花園といえる、普門館出場へとスケールアップし、さらなる猛特訓を開始した。芹生に引っ張られ、みんなの演奏力は上達。そしていよいよ、全日本吹奏楽コンクール県予選が始まった!●その他の登場人物/高柳由美(全国レベルの合唱部顧問。ヘナチョコ吹奏楽部に音楽室の明け渡しを要求)、手島先生(名目上、吹奏楽部顧問。やる気はあまりない)

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