【ネタバレあり】妖しのセレスのレビューと感想（6ページ目）

男と女の心理をリアルに描いている

渡瀬先生の作品では１番印象に残っています。
男性キャラクターが色々な意味で魅力的ですね。
従兄弟の各務、始祖(ミカギ)、雄飛は男性読者からしたら考え行動がストレートでリアルだと。十夜より人間の男性に魅力を感じる。
嫌な表現も、あるが男性の良い部分、嫌な部分と丁寧に描いているので少女漫画のヒーローをイメージしたら思っていたのと違うなぁと少し怖さもあります。
女の私からしたら子供の頃は理解できなかったが今、読み返すと男性も男性で色々な心理があるからこそ惹かれる。
男性にもおすすめします。

いきなり始まる命がけのサスペンス

盛り込み過ぎ感あるけど、勢いがあるから細かい所も気にせず読み進められる。
この作者の出世作「ふし遊」に次ぐ長編だが比較的こちらの方が全体的に雰囲気が大人びていて重々しい感じ。エンタメ作品といってもかなりの人が不幸に死ぬし、ハッピーエンドだけど手放しで喜び切れない余韻が残りドラマチックです。
ただ強気で天然で明るく可愛いヒロインと、そんなヒロインにべったりのヒーローってこの作者の作品に出がちですが、いまいちインパクトがなく魅力が薄いのが残念。
ヒーローは設定に理想詰め込み過ぎたのか肝心のキャラが味気ないし、ヒロインが経験する苦労や努力にあまり存在感がないのと、その周囲で脇役の方が痛い目見てるのに報われないことが多いからかもしれません。設定もどこかで見たような感じだし。
と、後ろ向きな意見も敢えて言ってしまいますが、まとめて言うとすごく面白いです。
感動的でメッセージ性が強くて、続きが気になる展開がいっぱいだから最後まで飽きませんでした。

セレス綺麗

不思議遊戯とはまた違って、オトナな渡瀬悠宇の世界観‼︎
セレスが綺麗だし、とうやもカッコいいし、妖も可愛いしで、ストーリーも面白い‼︎
ちょっと血が出るけど、それを気にしなかった、面白くてハマっちゃうと思う‼︎

面白いです

昔から知っている漫画です。ちょっとエロさあり、ファンタジーありです。妖怪的なモノが好きならオススメです。

面白いけど

ちょうど少コミがエロをやたら取り入れてるとこにぶち当たった作品だと思います。エロすぎてドキドキしてしまうところもありましたが羽衣の話としてエロがなくても素晴らしく面白い。
セレスとか名前もかっこいいし。最終回は泣けました。

これを越える話にはなかなか出会えない

ふしぎ遊戯と並んで、大好きな作品です！天女にまつわる壮大なスケールのお話です。普通の女子高生が16歳の誕生日から突然運命が変わり過去の因縁に巻き込まれ翻弄されていきます。雄飛と十夜、かっこよかったなぁ。

昔から好きな作者なのでとても安心して読める長編です。
渡瀬さんの「愛」をテーマにした作品はとっても素晴らしいと思います。
リアルな心情が胸に響いていろいろと考えさせられる作品です。
十夜がまさかのまさかなので最後まで読むともう一度読み直したくなります。

高校生くらいの時にすごい、ハマりまた読み返したくなりました。
ふしぎ遊戯にくらべて、けっこうシリアスで血が出るシーンからも多く、好みが分かれる、作品だと思ってます。
私は天女や生まれ変わりなどの設定がすきなので何度も読めます。
でも最終回がイマイチな漫画ベスト3に入るので、序盤がお気に入りです。
とおやがカッコいいです。

ふしぎ遊戯からこちらの漫画を知り読みました。内容がとても重く読むのが辛いシーンもありましたが生命について考えさせられました。
年齢を重ねてからまた改めて読むと違った見方や捉え方ができる作品だと思います。

以前に漫画本で読んだことがありますが久しぶりに読んでみたら、あの頃とはまた違う感覚で読めて面白かったです。
自分の想いだけを相手に押し付けていたら、大切な人はますます遠くにいってしまうのよね。
そしてわたしは今でも雄飛派です◎