奈緒子 6巻
あらすじ
▼第1話/必勝法▼第2話/一か八か▼第3話/気力!!▼第4話/ラスト――ッ!!▼第5話/二区へ!!▼第6話/先輩!!▼第7話/好きだから…▼第8話/諦めるな!!▼第9話/緊張▼第10話/それぞれの道 ●登場人物/壱岐雄介(日本海の疾風と呼ばれるほど足の早い少年)、壱岐大介(奈緒子にほのかな思いを寄せる雄介の兄)、篠宮奈緒子(雄介、大介の父健介の事故死の原因となった少女) ●あらすじ/全国中学駅伝大会当日、波切島北中学の第一走者・本松キャプテンは、雄介から聞き出したアドバイスを守り、優勝候補で先頭を走る船橋第一学園中学に離されないよう、必死で食らいついていく(第1話)。実力の差が歴然としているにも関わらず、船橋第一学園中学と一位を争う本松は、苦しかった練習や小笠原監督の指示を思い出しながら、相手の揺さぶりにも離されずに走り続けるのだった(第2話)。 ●本巻の特徴/全国中学駅伝大会で、とにかく雄介につなぐために気力で走る波切島北中学の陸上部員たちの、心理状態がていねいに描かれている。その大健闘に雄介と宿命のライバル黒田との戦いへの期待が高まる。また、大介が奈緒子への思いから、東大ではなく九州大学への進学を決める。 ●その他の登場キャラクター/本松キャプテン(第1話)、黒田晋(第1話)、黒田のコーチ・ジャンセン(第1話)、波切高校陸上部顧問・西浦(第1話)、波切島北中学陸上部監督・小笠原(第1話)、大介の親友・品川圭剛(第1話)、品川医師(第1話)、第2走者・五島(第2話)、第3走者・佐々木(第8話) ●その他のデータ/道路の真ん中を走る(雄介が本松に聞かれて答えた必勝法)
この巻の収録話
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